マイクロドローン
Cheerson社製 CX-10WD-TX
(2016年10月14日使用開始~現在)
CX-10WD-TX 総合メニュー
商品 の 選択と購入理由
メインでは Phantom 3 Advanced を使用していますが、住宅街や人が多い所では飛行できず、旅行やドライブを利用した撮影がメインとなっています。
飛行練習だけならば河川敷でもできますが、同じ景色なので少し飽きてしまいます。
200g以下の機体は日本の航空規制の対象外なので、近くの公園でも飛行でき手軽に楽しめます。
自宅や近くの公園では Hubsan X4 HD H107C を飛ばしていますが、高度ホールドが付いていないので Phantom 3 と少し感覚が違います。
常に左指で高度を調整しながらの飛行となる為、私のような不器用な者には疲れます。
自宅や近隣の公園でも Phantom 3 と同じような感覚で、高度を自動で維持してくれるものを探しました。
私はモード2を使用して飛行を楽しんでいるので、モード2が利用できるドローンが条件。
マイクロドローンなのに高度ホールドが付いた評判の高いこの機種が目にとまり、色々調べた結果使えそうなのでこれを購入することにしました。
価格がお手頃で、失敗してもダメージが小さそう。操縦が楽な送信機付きを購入。
国内の通販は少し高めですが、注文した翌日に到着するのでメリットはあります。海外通販の場合は納期7~20日。
●送信機付き(RTF) CX-10WD-TX(2017年11月08日現在)
- 国内通販Amazon 5,200円+送料無料
- 海外通販SUREHOBY 3,670円+送料 1,064円
- 海外通販Banggood 4,556円+送料無料
●送信機無し(BNF) CX-10WD
- 送信機無しの場合、スマートフォンにアプリをインストールして操縦します。
- 海外通販SUREHOBY 3,060円+送料 782円
- 海外通販Banggood 3,778円+送料無料
注意・・・
よく似た CX-10W には高度維持機能が付いていませんが、カメラは付いています。
よく似た CX-10D には高度維持機能が付いていますが、カメラが付いていません。
●私が実際に使用した個人的な感想です
- 4.2cm角のマイクロドローンなのに、高度維持機能のお陰で超安定した飛行ができます。
- 屋内で3分間連続飛行した時、一度も高度調整しなくて飛行できました。
- 高度が安定しているので、前後左右の操作に集中でき、初心者でもベテランでも楽しく遊べます。
- 本体も付属品もお手頃価格なので、思いっきり楽しんでも小さな負担で済みます。
- お手軽なマイクロドローンなのに、カメラが付いており機体からリアルタイムに送られてくる映像を見ながらFPV操縦ができます。
(VRゴーグル を使用したFPV操縦も出来るますが、かなりの頻度で映像が途切れるので狭い部屋には向きません) - FPVではまだ操縦が下手なので、墜落や衝突が多発しています。ワイドレンズに交換して衝突はかなり減りました。
- 200g以下の機体なので日本の航空規制対象外となり、風の影響さえなければ外でもFPV操縦ができます。
- 部屋で飛ばす時は、エアコンの風でも影響を受けますので、外で飛ばす時は注意が必要です。
- Phantom 3 も VRゴーグル を使用した操縦ができますが、飛行場所の制限があります。
商品 の 特徴
大まかな特徴は、商品のケースに印刷されています。
- 機体が送信機に収納できるデザインです。
- 送信機もスティックの幅を変更でき、自分にあった幅で使用できます。
iPhone 6 Plus を取り付けてみましたが問題なく使用できます。
- 高度維持機能が付いているので、ドローンは現在の高度を保って飛行してくれます。
飛行中、時々高度を修正してやるだけなので操縦が非常に楽です。
マイクロドローンがここまで安定した飛行ができるとは、想像していませんでした。 - 6軸ジャイロ機能を内蔵しているので、機体が小さい割に安定した飛行をします。
- ワンキー離陸で、プロペラを回転させ約1メートルの高さまで自動で上昇し、高度を維持します。
- ワンキー着陸で、ドローンを安定して着陸させプロペラを停止します。
- 低速30%、中速60%、高速100% と3段階の速度モードを持っていますので、操縦の慣れや、室内・屋外に応じた設定で飛行できます。
- 0.3MP(30万画素)カメラを搭載し、写真やビデオを記録することができます。
- WiFi FPVなのでリアルタイム映像が、スマホの画面で確認できます。
- VRゴーグルを使って FPV操縦ができます。(しかしかなりの頻度で映像が途切れるので狭い部屋には向きません)
- ワンキーで360度宙返り飛行が簡単。
- 明るいLEDライトが付き、暗い部屋での飛行も面白い。
●欠点 & 不満点
- 少し離れると機体が小さいので前後を見失いやすい。
ヘッドレスモードが付いていれば楽なのだが付いていない。 - WiFi を使用してリアルタイム映像の伝送を行っているため、飛行中に時々映像が1~2秒間途切れます。
FPVで操縦している時に1~2秒間映像が止まると、私の場合衝突や墜落につながります。
発生頻度は、多い時は5~6秒に1回、少なくても30秒に1回ぐらい発生します。個体差があるかもしれませんが・・・。
FPVの場合、狭い部屋やリビングではかなりの確率で壁や物に衝突します。 - 送信機の各操作舵に微調整用のトリムが付いていないので、微妙な調整ができない。(キャリブレーションで補正)
スマホのアプリにはトリムが付いています。 - 機体を軽くするため小さなバッテリーを使用しているので、飛行時間が短く慣れると少し物足りなくなります。実際の飛行で 3~4分。
- バッテリー容量が少なくなりLEDが点滅を始めたら、早めに着陸できそうな場所に移動しておかないと、その場に勝手に着陸します。
- バッテリー容量が無くなった時はバッテリーがまだ熱を持っているので、すぐ充電するとバッテリーの寿命を大幅に縮めます。
私は20~30分放置して冷ましてから充電しますので次のフライトまで1時間ほどかかります。バッテリー交換式に改造しました。 - 屋外で飛行する時、少し風があると機体が小さく軽いので風の影響を受けやすくすぐ墜落してしまいます。
これはマイクロドローンなので当たり前ですが、エアコンや扇風機のわずかな空気の流れも結構影響します。
商品 の スペック
送信機 | モード1 /モード2 の切り替えができます (電源ON時はモード2となります) |
送信機 周波数 |
2.4GHz 4チャネル |
スマホ | WiFi 接続 |
映像 伝送 | WiFi にてスマートフォンと接続 (リアルタイム映像伝送ですが、時々遅延と途切れがあります) |
ジャイロ | 6軸 |
気圧 センサー |
高度維持機能で安定したホバリングが可能 |
衝撃 センサー |
衝突時等に強い衝撃を受けると自動でプロペラを停止 (モーターや人・物を保護) |
カメラ | 0.3MP(30万画素)解像度640×480(レンズの径 M7) リアルタイムに映像をスマホに送ってきます |
機能 | ワンキー離陸/ワンキー着陸/高度維持/ 3つの速度モード(30%、60%、100%)/360度回転 注意・・・ワンキーリターン/ヘッドレスモードは付いていません |
送信機の電池 | 1.5Vの単4電池 2本使用(付属していません) |
バッテリー | 3.7V 150mAhリポバッテリー 機体に内蔵固定され交換不可 (改造してバッテリーを交換式にしました) |
充電時間 | 約30分(過充電保護モジュール搭載) |
飛行時間 | 約3~4分 ←←←← 飛行時間が短いのが気になる (改造してバッテリーを交換式にしました) |
操縦可能範囲 | 約20~40メートル(機体が小さいので離れると見えなくなる) |
機体の寸法 | 横 42 x 縦 42 x 高さ 25mm |
プロペラの長さ | 30mm |
商品の 重量 |
17g |
送信機のみで操縦する方法
1.機体と送信機をペアリングする。(ペアリング を バインド と表現することもあります)
- モード1を使う時は、送信機のモード変更を実施(参考 モード変更)
- まず機体の電源が入っているのを確認(機体側面にあるスイッチをON)
- 送信機中央の機体の収納スペースにあるスイッチをONするとピッとなる。
- 送信機の左スティックを上に倒すとピッとなり、続けて下に倒すとピッとなる。(モード1の場合は右スティック)
- ここまでで機体と送信機のペアリングが完了。
2.飛行速度の設定(初心者向けの低速30%、中速60%、高速100%)
- 左スティックをクリックする毎に切り替わります 30% → 60% → 100% → 30%・・・
- 30%・・・左スティックをクリックする(押し込む)と「ピッ」と1回鳴ります。
- 60%・・・左スティックをクリックする(押し込む)と「ピッピッ」と2回鳴ります。
- 100%・・・左スティックをクリックする(押し込む)と「ピッピッピッ」と3回鳴ります。
3.基本的な飛行の操作は 操作一覧表を参照
4.送信機単体で操縦する時は、写真撮影やビデオ録画は出来ません。
★飛行した時、ホバリング中に機体が前後・左右に流れるときには、キャリブレーションを実施します。
キャリブレーションしても流れが止まらない時は、プロペラやプロペラガードを点検します。
スマートフォンのみで操縦する方法
1、スマホを機体のWiFiに接続(ペアリング)する。(ペアリング を バインド と表現することもあります)
- まず機体の電源が入っているのを確認(機体側面にあるスイッチをON)
- スマホを機体のWiFiに接続します。
- iPhoneの場合
- 「設定」→「WiFi」をタップ。
- ネットワークの選択で、CX-10WD-xxxxxx をタップして選択。
- 接続されると CX-10WD-xxxxxx の頭にチェックマークが付く。
- Androidの場合(機種により少し異なるかもしれません)
- 「設定」→「WiFi設定」をタップ。
- 一覧表の中で、CX-10WD-xxxxxx をタップして選択。 接続されると CX-10WD-xxxxxx が一番上の行になり、下に[接続済み]と表示される。
- ここまでで機体とスマホのペアリングが完了。
2、アプリ CX-10WiFi を起動する
3、アプリの play をタップし操縦用画面を出す
- スマホの画面に機体から送られてくる映像が表示されればOKです。
4.飛行速度をセットしておきます
- 初心者向けの低速30%、中速60%、高速100%
●アプリ画面上の操作パッドで操縦する方法
中央の丸い点を指で押さえスライドします。
基本的な飛行の操作は送信機と同じです。(参考 操作一覧表)
●スマホの傾きで操縦する方法
画面上部中央のコマのような形をしたアイコン5をタップして有効/無効を切り換えます。
前進後進/左右移動 を スマホの傾きで操作します。
スマホを傾けると画面上の前後/左右用のパッドのみが傾きに合わせ移動します。
モード1の場合はスマホを傾けても画面上のパッドの移動はありませんが、操縦はできます。
上昇/下降/左右回転 は 指の操作で行います。
★飛行した時、ホバリング中に機体が前後・左右に流れる時、一時的に11~16のトリムで微調整できます。
毎回流れる時は、キャリブレーションを実施します。
キャリブレーションしても流れが止まらない時は、プロペラやプロペラガードを点検します。
送信機とスマートフォンを使って操縦する方法
1.機体と送信機をペアリングする(参考 ペアリング方法)
モード1を使う時は、送信機のモード変更を実施(参考 モード変更)
2.スマホを機体のWiFiに接続する(参考 ペアリング方法)
3.アプリ CX-10WiFi を起動する
4.アプリの play をタップし操縦用画面を出す
スマホの画面に機体から送られてくる映像が表示されればOKです。
5.アプリの 画面上の操作パッドを消す
上部右側のアイコン「On」をタップし「Off」にする。
注意・・・表示したままにすると、送信機で操縦できず、スマホでの操縦となります。
6.飛行速度の設定(初心者向けの低速30%、中速60%、高速100%)
左スティックをクリックする毎に切り替わります
30% → 60% → 100% → 30%・・・
30%・・・左スティックを押し込むと「ピッ」と1回鳴ります
60%・・・左スティックを押し込むと「ピッピッ」と2回鳴ります
100%・・・左スティックを押し込むと「ピッピッピッ」と3回鳴ります
7.送信機を操作して操縦します。
基本的な飛行の操作は 操作一覧表を参照
8.写真撮影やビデオ録画はスマホの画面を操作します。
★飛行した時、ホバリング中に機体が前後・左右に流れるときには、キャリブレーションを実施します。
キャリブレーションしても流れが止まらない時は、プロペラやプロペラガードを点検します。
VRゴーグル を使って操縦する方法
家の中で VRゴーグルをかけて操縦すると、迫力のあるリアルな体験が出来ます。
★使用する方法
1.送信機とスマホを使って操縦する方法の手順でまずセットします。(参考)
2.アプリの右上角にある□四角い形をしたアイコン(10)をタップするとVR用の画面になります。
3.元の画面に戻る時は、VR用の画面をタップし、画面の中央に現れる小さなアイコンをタップします。
4.VR用の画面を表示させたスマホを、VRゴーグル にセットして使用します。
5.操縦は送信機を使って操作します。(参考 操作一覧表)
★飛行中の映像を録画する時は
VR用の画面に切り替える前に、ビデオ録画のアイコンをタップして録画を開始してからVR用の画面に切り替えます。
録画はVR用の画面ではなく、通常の画面で録画されています。
★気になった点
VRゴーグル を使って操縦する時、標準のレンズのままだと画角(見える範囲)が狭いので、ワイドレンズに交換した方が操縦しやすそうです。
レーサー用のドローンには、ワイドレンズが使われることが多いようです。
ワイドレンズに交換。
アプリCX-10WiFi のインストール と 各画面の機能説明
スマートフォン用のアプリは、iPhone版 と Android版 があります。
スマホに合わせアプリをインストールしておきます。iPad でも使用できます。
商品を所有していなくてもインストールできますので、事前に確認もできます。
起動時の画面
アプリ起動時の画面です 右下「play」で 操縦 画面 に切り替わる 左下「歯車」で 設定 画面 に切り替わる 左下「?」で 説明 画面(英語)に切り替わる |
操縦用の画面
操縦用の画面 各アイコンの説明は別途記載しています |
左上の画像・・・操縦用の画面です アプリ右上の「On」をタップすると「Off」となり、 左下の画像のように操縦用のアイコンが消えます。 左下の画像・・・リアルタイム映像用の画面です アプリ右上の端のアイコンをタップすると 右下の画像のように VRゴーグル用の画面になります。 右下の画像・・・VRゴーグル用の画面です VRゴーグル用の画面をタップして表示される中央の アイコンをタップすると元の画面に戻ります。 |
リアルタイム映像用の画面 |
VRゴーグル用の画面 |
設定画面
設定画面 |
ON緑で パラメータを自動保存する パラメータをリセットする 画面を180度回転するアイコンを表示/非表示 ON緑で モード1に切り替え ON緑で 720P でプレビュー |
|
11.12.前進/後進の微調整 13.14.左/右移動の微調整 15.16.右回転/左回転の微調整 17.上昇/下降 移動(スロットル) 18.19.右回転/左回転の操作(ラダー) 20.21.前進/後進の操作(エレベータ) 22.23.左/右移動の操作(エルロン) 24.ワンタッチで離陸 25.ワンタッチで着陸 |
360度宙返り(フリップ)動作をする方法
宙返りをする時は、現在の高度より30cmぐらい上方へ回転しますので、周りの空間には十分注意が必要です。
1.送信機で360度の宙返りをさせる方法
飛行中に右のスティックをクリック(押し込む)すると、ピッピッとアラーム音が断続的に鳴るので、
鳴っている間に下記のスティック操作をすると宙返りをします。(モード1の場合は左のスティック)
2.スマートフォンで360度の宙返りをさせる方法
飛行中に画面上部のアイコン6をクリックすると、ピッピッとアラーム音が断続的に鳴るので、
鳴っている間に下記のスティック操作をすると宙返りをします。
スティック操作
前進・・・前方宙返り 、後進・・・後方宙返り 、左・・・左へ側転 、右・・・右へ側転
モード1 と モード2 の 変更方法 と
各モードにおける スティック操作一覧表
●送信機のモード変更
送信機を使って操縦する時のモード設定となります。
機体とペアリングする時に下記の手順を実施します。
通常は モード2 になっています モード1に変更する時は、 まず送信機の電源をOFFにします。 送信機の左肩にあるプッシュスイッチの上側を 押したままで、送信機の電源をONにします。 右側のスティックを上下してペアリングします。 注意・・・送信機の電源をOFFにすると、 モード2に戻ります。 |
●アプリ CX-10WiFi のモード変更
スマートフォンのみで操縦する時に使用するモード設定となります。
「設定画面」の [Right hand mode] をオン緑にすると モード1、オフにすると モード2となります。
●飛行のための スティック操作一覧表です
モード1 | モード2 | |
---|---|---|
手動で プロペラ回転 |
左のスティックを左下へ、右のスティックを右下へ同時に動かすと |
|
手動 離陸 |
プロペラが低速で回転しているとき 希望する高さまで上昇したらスティックを離して中央へ戻すと、機体はその高度を保ってくれます。 |
プロペラが低速で回転しているとき 希望する高さまで上昇したらスティックを離して中央へ戻すと、機体はその高度を保ってくれます。 |
手動 着陸 |
右のスティックを手前に徐々に倒し下降させる。 着陸後も倒しておくと回転が止まる。 |
左のスティックを手前に徐々に倒し下降させる。 着陸後も倒しておくと回転が止まる。 |
自動 離陸 |
右肩のスイッチ上↑をプッシュ |
|
自動 着陸 |
右肩のスイッチ下↓をプッシュ |
|
上昇/下降 |
右のスティックを前後(奥と手前) |
左のスティックを前後(奥と手前) |
前進/後退 |
左のスティックを前後(奥と手前) |
右のスティックを前後(奥と手前) |
左右移動 |
右のスティックを左右 |
右のスティックを左右 |
左右回転 |
左のスティックを左右 |
左のスティックを左右 |