魚探 & GPS & 魚探センサー(振動子)の取り付け

★魚探 & GPS   2005年7月より使用開始

葵ソニックのSVC703Ⅱに交換。 規格・仕様はここをクリック


今まで使用していたGPSの調子が悪くなり、GPS単体で探していたが、中古のカラーGPS魚探が手に入ったので魚探も性能アップとなった。

入手したこの装置には日本海の地図データは内臓されていたが、大阪や和歌山の地図データが無いのでパソコンと接続して海岸線や島の形状を作成し入力。当然必要なパソコンとの接続ケーブルも作成。

純正を購入すると納期がかかるのと、たまにしか使わない割には高価なので自作した。

昔使っていたモデムはRS-232Cにつないでいた事を思い出しケーブルを探すと見つかったのでこれを利用した。

GPS魚探側にあうコネクターが見つからなかったので、メスのコネクターをばらし中のピンだけ使用して、これをGPS魚探側に接続することにした。

使用結果は上々で、ポイントデータの入力やポイント名、作図など直接入力するのに比べてパソコンでの入力は無茶苦茶楽。さらに楽に入力するためにEXCELの計算式を利用してワークシートを作成。
現在のデータのバックアップも取れるのでもしものときも安心と自己満足している。

取り付けてみると、コンソール部分が狭いので頭が少しはみ出すのでしぶきをかぶらないようにカバーをつける必要がありそうです。
ボートにカバーをかけるのでGPSのアンテナが邪魔にならないように少し下げて取り付けてみた。


振動子は今回船底に取り付けることにした。

場所はトランサムのところにあるハッチの真下にスペースがあり、取り付けやすそうでしたのでここに決めました。


振動子は塩ビの部品を使用して下段の茶色のプラスチックの土台に被せて固定する。
被せた接合部分から水が漏れないようにここにもたっぷりとバスボンドを塗りこむ。

2005年7月8日実施

船底の斜めを吸収するためにプラスチックの筒を斜めにカットして取り付け振動子が水平になるように細工。
使用したプラスチックの厚みが少し薄いので強度が少し心配。
内部に封じ込める水が漏れないようにたっぷりとバスボンドを塗り込み固定。

土台のバスボンドを3日間放置して固定された後、上から被せて接合した状態。
上部のナットを緩めて、内部に不凍液を充填したところその後約3日間で半分漏れてしまいました。
全体を持ち上げてみるとあまり力を入れていないのにガバッと船底から剥がれてしまいショック。

★ 魚探センサー(振動子)の取り付け直し  2005年7月11日

マリンモーターに電話して取り付け時のアドバイスをもらうと、

   ①船底の脱脂をきちんとしないとダメ。
   ②トレーラーでの振動の為1年程度で内部の水漏れが起こりやすいので注意!

マリンモーターのアドバイスを参考に、マジックリンを使ってゴシゴシ洗いドライヤーで乾かした。

振動による強度を増すために、厚さ15mm程の合板に上記の茶色の土台がちょうどはまる穴を開け、この中にはめ込んでバスボンドで合板の底全面を接着。

接着面を大きくしたので今回は何とか持ちこたえてほしい。

水温計は今まで魚探の振動子を取り付けていた場所にセット。


★ 2005年8月6日 使用結果

8月4日に日本海へ釣行したときに、釣りより動作確認のほうが優先されることになりチェック。

振動子を取り付けなおしてからは水漏れもなく、トレーラーでの移動後も取りあえず問題なし。

GPSは結構正確に現在地や目的地を表示してくれるが、強い日差しの中では目的地への点線と、自船の進行方向の点線が見ずらく手をかざして影を作ってもあまり改善されなかった。外光をもっと遮断する必要がありそうだ。

魚探は今までの白黒画面とはずいぶん違いがあるが、画面に表現されている内容がどんな意味を持つのかまだ全然わからないので宝の持ち腐れ状態。
かなりのスピードで走行中でもしっかり海底を表示してくれるので途中の瀬や目的のポイントを見つけやすいと思う。

ちゃんとした評価はもっと使い込んで要領がつかめてからになりそうだ。


★ 2005年9月9日 使用結果

取り付け後約2ヶ月たち、トレーラーの走行約1000Kmと3回の釣行だが全く水漏れも緩みも無い。

★ 2008年11月26日 使用結果

取り付け後約3年たったが全く水漏れも緩みも無い。
中の水が腐らないように車用の防腐剤入りの不凍液を入れた水を途中1回交換した。
板全面をバスボンドで接着しているので振動でも緩まないようである。

★ 2010年04月07日 使用結果

取り付け後約5年たったが全く水漏れも緩みも無い。
釣行回数が少ないのであまり参考にはならないかもしれないが、経年変化によるバスボンドの表面や接着境界部分にも特に異常は認められない。
手間といえば、毎年中の水を替えてやることぐらいだ。ホースの先を中に突っ込み5~6秒ジャーと水を入れてやれば中の古い水は入れ替わり、あふれ出た水を船のドレンを開けて排水すればよい。