★2006年12月05日 大阪南部谷川  

釣果

タチウオ、チャリコ、中アジ、コウイカ(スミイカ)

持って行った餌

冷凍いわし、アオイソメ

天候

天気は晴れのち曇り。
最低気温マイナス1度、最高気温11度。海水表面温度17度。
波高0.5mのベタ凪。

珍しく12月の釣行が実現した。天気予報は最高の条件。気になるのは寒波が入ってきているので気温が低い。
当然朝はゆっくりで自宅を8時出発。トレーラーをセットしやすいように前夜車を少し動かしていたのでフロントガラスが駐車場の屋根の外になっていため霜でカチカチ。
良くこんな時に釣りに出かけたものだ・・・・・と我ながら感心する。
今日の予定は11~12時に出船、4時帰港の予定なのでポイントに入って釣る時間は3時間程度。でも釣りに行きたい思いが今回は強かった。

綿の入った胸まであるズボン、らくだのシャツに使い捨てカイロを貼り付け、内側が毛布のようになったゴツイジャンパー、厚手の靴下・・・と重装備。動きづらいし海に落ちたらアウト。

現地に11時到着。準備をしていざスタート。????エンジンがかからない・・・・・。いくらセルをまわしてもダメ。一旦ボートを岸壁に固定し落ち着いて挑戦・・・・ダメ。バッテリーが上がる前に何とかしなくてはと色々検討していて気になることを思い出した。
出船準備でエンジンに燃料を送るゴムのポンプを4~5回手で握った時、いつもは硬くなるのだが今日は硬くならず10回ぐらい握ったことを思い出した。
再度落ち着いてポンプを握ってみるとやはり柔らかい。何度握っても柔らかいまま。手の平でグッと押し付けゆっくり離すを2~3回やってみるとなんとなくブシューという音がしたように思う。それから何度か繰り返しているとやっと硬くなった。
セルをまわすとなんと一発で始動。手抜き工事・・・いや・・・手抜き作業はダメ。

予定通りまずはタチウオポイントへ。
魚探を覗くとタチウオらしき反応があるので仕掛けを投入。一投目からあたりが出ていっちょ上がり。
あわせて巻き取っているうちにバレてしまうケースが多く3~4回に1回の割りで成功。
しかし漁師さんが網を入れポイントを縦横に走り出してからあたりが無くなった。

次は友が島まで走ったが平日なのに漁師さんや乗合船の大群。
遠慮してずいぶん離れたポイントを流していると塩焼きにちょうど良い25~30cmのチャリコが遊んでくれた。

釣りをしていて仕掛けをあげた時にオモリを握ると暖かい。最高気温は11度だが、海水表面温度は17度。海の中は気温より暖かいのかーと妙に感心した?。

鯛カブラを試してみたかったが今日は時間が短いので次回のお楽しみ。

チャリコを釣って楽しんでいてポイントが少し外れたのでボートを戻すためにリールを少し巻くと鯛とは違ったあたりで中アジが掛かってくれた。
25~35cmの美味そうなやつ。チャリコよりも大きく、ばらさないように慎重にリールを巻くのも楽しい。
しかしそのまま流していると子アジに変身。すぐボートを移動してもとのポイントへ入ったが1匹のみ追加して終わった。

3時になっていたので谷川前まで戻りコウイカ(スミイカ)釣りを開始。
風も無く海面はベタ凪とは行かないが結構走りやすく移動時間が少なくて助かった。
この頃から太陽が雲に隠れ気温が下がりだし寒くなってきた。幸い風が無いのでましだが、ボートがあまり流れないのでコウイカ釣りには不利かも。
しかしすぐに当りがあり、「よしよし」と機嫌よく巻き上げたがボートの際で墨をかけられないようにモタモタしていると逃げられた。
気を取り直してもう一度。5回のったが取り込んだのは1匹だけ。ボートの中は墨で真っ黒。

日の入りが4時半頃なので片付ける時に薄暗くなるのはいやだし、ますます寒くなるので4時前に上陸。

前回お会いしたNEO390シーガル号さんは今回初めて使用した鯛カブラで60cmのマダイを釣られており羨まし~ぃ。クーラーを覗かしてもらうとチャリコとは顔つきが違う。私も鯛カブラを試してみればよかったと思ったが思うだけではダメ。

気温11度でも風と波が無くお天とうさんが出ていれば何とかなる。出れば魚も適当に遊んでくれる。
朝の寒い中の出発さえふんぎれば・・・・・・!