★2006年06月20日 丹後半島北部  

釣果

アコウ 32cm 、レンコ鯛 、ムシカレイ

持って行った餌

オキアミ、冷凍子アジ

天候

晴れのち曇り。
夏特有のベタ凪。ところが帰るまでずっと潮が飛ぶように流れ歯が立たなかった。
波高0.5m 、 若潮

梅雨の合間、最高の天気の予報に喜び勇んで出発。
気合は入っているが朝の出発はいつものようにのんびり・・・・!

9時半頃出港してみると、プールのような、鏡のような、さざ波も無いベタベタの海面。フルスピードで走ってもバウンドのショックも無く目的のポイントまで思いっきりクルージングを楽しんだ。

楽しみな第一投、「アララッ」道糸が斜めに入っていく。海面との角度が30度。極端に言うと海面と平行に入っていく。
すぐにパラシュートアンカーを投入するが効き目が無い。風が無いからなのか、真横に広がったりボートの下に入り込んだりと手に負えない。

錘を100号にしてもあまり改善されないので50号に戻し、スパンカーと表差し舵をセットしエレキをON。
しかしエレキのパワーが足りず潮の流れに負け効果無し。やむを得ずエンジンをスローでクラッチを入れたり切ったりでバランスを取るが忙しく釣りに集中できず面白くない。

苦労してやっと女房にレンコ鯛がヒット。
ひと流しに1匹も釣れ無いことが多く、ぽつぽつと釣れる程度。

カンカンの日差しではないが、女房は完全防備。
パラソルをセットし、パラソルハットをかぶり紫外線対策。
お陰で私も日陰でのんびり釣りが出来るはずだったが、潮の流れに負けないようにクラッチ操作が忙しくあわただしい釣りとなった。

あまり釣れないので女房はボートの上でコックリコックリと舟をこいでいた。時々魚のあたりで目を覚ましカレイなどを追加している。

少し気分を変えるためポイントを何度か移動し、根のポイントで少し小さいがアコウをゲット。

最高の天気だったのに釣果は思わしくなくいつもの倍疲れてしまった。
これを教訓にもう少しパワーの大きなエレキを手に入れ、いつもの楽な釣りが出来るように改善する予定。
今までの日本海の潮の流れなら充分対応できたが、大阪谷川では多少パワー不足を感じることもあった。
超小型エレキだったのでパワー不足は当たり前だが、でもずいぶん役に立ってくれ楽をさせてもらったので手放せない一品だ。

ボートをトレーラーに積み込んで一服していると地元の漁師さんたちの会話が耳に入ってきた。「今日は無茶苦茶潮の流れが速くて釣りにならんかったのぉ。こんな日も珍しいなー」。これを聞いて少しほっとした反面、何で少ない釣行のチャンス日がこうなんだ・・・・!