★2004年06月01日 大阪南部谷川  

釣果

アジ 1匹、ガシラ 4匹、チャリコ 3匹

持って行った餌

アオイソメ、オキアミ

天候

晴れ、風は少しある程度。波高0.5m。完璧なミニボート釣り日和

休みが近づきやっと釣りにいけると思って楽しみにしていると、前日の夕方雨がシトシトと降り続き空には黒い雲が隙間無く埋め尽くされていた。なんと運の無い人生だ・・・・と、大げさな気持ちになってもおかしくないくらい釣りに行けないストレスが溜まっている。
やむなく日本海までの遠征はあきらめ、朝起きてもし雨が上がっていたら近場の谷川に行こう、と今回は完全にはあきらめきれずにいた。

半分あきらめ気分で朝8時に起き寝ぼけマナコで、「最近の天気予報は少し外れ気味なのでどうせ雨が降り続いているか雨上がりの強い風でも吹いているだろう」と思いながら外をのぞいて見ると、な・な・なんと釣り日和ではありませんか。

大急ぎで準備をし朝ごはんをしっかり食べて9時に出発。暑いのか寒いのかわからないような気温。取りあえず半袖のTシャツ1枚で外に出ると寒いので上着を1枚追加。女房は日焼けしないように風防付きのトレーナー。
弁当と餌を買って現地到着が11時半。阪神高速(と言うより阪神駐車場?)の渋滞もだいぶ緩和していたおかげで少し早くついた。

午前中で釣りを終えた方に聞いてみると、午前中は白波がたっていて釣りづらかったとのこと。今見ると波は収まりミニボート日和。久しぶりなのでモタモタと竿や仕掛けの準備をして12時出港。
ボートをスロープから押し出しハンドエレキで少し離れたところまでボートを移動して落ち着いてエンジン始動。現在のエンジンはかかりづらいということはまだ無いが、なぜかハンドエレキが付いていると安心できる。

友が島まで一気に走り魚探をのぞくが魚の反応が無い。乗合船も近くにおらず遠く離れたところに3~4隻程度。アジ釣りは夕方に回して瀬やかけ上がりを流してみたがチャリコやべらばかりでリリースの繰り返し。

釣果は全くだめな雰囲気だが、スパンカーとハンドエレキの使用でボートは風上に立ちうまくバランスが取れてホバリング状態になり、仕掛けもほぼまっすぐ下におりて底取りもしやすい。
風も無く波も無く絶好の状態だが、釣りの腕も無いので釣果も無し。トホホの状態。
そうこうしている内にホバリングできなくなり、何が原因か調べてみるとハンドエレキのスクリューが無い。
まさか魚に食われたわけでもなく、取り付けボルトが緩み脱落したようだ。
船外機のクラッチを入れたり切ったりしても力が強すぎうまくいかない。

同じ流れるなら中の瀬戸にでも行くか、ということで移動。この区域だけは大きな三角波のような、渦のような、滝のような、中に入るとひっくり返りそうで気持ち悪いいつもの状態である。
影響の少ない端っこのほうで釣りを始めるとチャリコやガシラがあがってくる。

20cm足らずのチャリコだが針を外す時に昇天したものだけキープ。流れが早いところだけあってガシラの身はしまりそこそこの大きさで旨そうである。
渦に巻き込まれそうなところで25~26cmのアジが釣れたので同じようなところを何度か流したが怖いのですぐに離れた。
逆に、少し離れたところで釣りをしていた2隻のボートが近づいてきてこの波の中で釣りを始めた。サビキの仕掛けを下ろしているのでアジを釣ろうとしているのだと思うが、横で見ていても怖いほど揺れており転覆しそうで大丈夫かと心配していると波をかぶりながらゆっくりと脱出していった。
夕方になるとこの大波の中でハマチのような魚が何匹もジャンプしているボイルを何度も見かけたが近づくことすら出来ず上陸となった。

久しぶりの釣行で勘が戻らず日焼け止めを塗るのを忘れ顔と首と腕が真っ赤でヒリヒリ痛い。
いつも釣行している人は頑丈な肌になり多少の日差しにはびくともしないと思うが、時々しか釣行できない我々は悲惨な目にあう。
次回は日本海にアコウを釣りに行きたいが天気が味方してくれるか否か!