★2001年06月18日 日本海 丹後半島西部  

釣果

アコウ 28cm、ガシラ ~24cm11匹、黒ソイ 20cm、アジ 18cm6匹

持って行った餌

冷凍小アジ(スーパーで1パック・・・7cm前後)

天候

曇り、海上はべた凪で無風状態。
暑くもなく寒くもなく最高の釣り日和であった。

久しぶりに「休み」と「釣り日和」が一致し日本海へ釣行。片道190km、約4時間。
やっと今年初めての日本海へ夜11時に出発。片道190kmの半分以上を女房が運転したので楽チンドライブとなり助手席で高いびき。山道で鹿や狸と遭遇するたびに起こされたが、その他のことはもうろうとしていて覚えていない。

現地での仮眠や居住性を考え、今年の1月にイプサムに乗り換えたので車中泊がずいぶん楽になった。もっと大きなワンボックスにしたかったが、ボートの乗せ下ろしを考えると中間的な高さのイプサムに落ち着いた。

助手席で揺られながらの仮眠はなんとも心地良かった。いつも女房が助手席でコックリコックリしている理由がよーくわかった。

いつもは丹後半島の東側への釣行であったが、今回は初めて西側に挑戦した。釣行場所は事前にドライブで下調べしていたが釣りのポイントは全くわからない。海図を見ながら瀬やかけ上がりを事前チェックしたが自信が無い。

午前3時に現地到着。暑くもなく寒くもなく寝袋も必要なさそうな感じ。取り敢えず何も考えずに仮眠・・・・・。
歳のせいか昨日の仕事の疲れが取れず朝9時起床。ゆっくり朝食をとり10時に出港。
ボートを走らせると海図ではわからない浅瀬があちこちにあり、目の前の海面すれすれの浅瀬にドキッ。

浅瀬のかけあがりを魚探で確認し水深15メートルの所でまず仕掛けを下ろしてみることにした。するといきなりアタリが!。
一発目のあたりでなんとアコウが釣れてしまった。やった~と二人で大喜び、もっと釣ろうと同じところを何度か流したがこれっきり。しかし元気なガシラがかわりに釣れてくれ楽しい釣りの始まりとなった。

海図で調べたポイントまで約3キロメートル。幸先の良い出来事に気分を良くして、プールのようなべた凪の海面をフルスロットルで目的のポイントを目指して滑走。しかしポイントに付くと遊漁船が3隻、大きなポイントではないので邪魔をしないように遠慮し別のポイントへ。しかしここにも遊漁船がへばりついている。しかたなく別のポイントへ・・・・ここもダメ。平日なのにお客さんを数人乗せた遊漁船がこんなにいるとは思わなかった。

ポイントがわからないので離れ磯のかけあがりを攻めてみることにして大きな磯に近づくと数人の釣り人が瀬渡しで磯に上がっていた。よーく見るとどの磯にも数人の釣り人がいる。私のように平日しか釣行できない人や休日の混雑を避け平日に釣行している人たちであろうが、こんなに多いとはビックリである。

驚いてばかりはおられず、ポイントの移動に時間を使ってしまったので釣り再開である。少しずつ移動してはポイントを探しガシラを追加の繰り返しで入れ食いにはならなかったが、煮付けにちょうど良いそこそこの大きさのガシラが食いついてくるので退屈はしない。
それどころか・・・・竿をひったくって浮かせることができず根に何度も引き込まれ悔しい思いをした後、今度は釣り上げてやろうと慎重に構えていると時間のたつのも忘れてしまう。

時々魚探に魚の群れが映り、アジが針にスレで掛かってくる。餌の小アジに近寄ってきてスレ掛かりしたのだろう、ひとつの針に冷凍の小アジと元気なアジが2匹掛かっているのを見ると鮎の友釣りのようでこっけいである。
写真の4匹はこのスレでつれた。

スーパーで買ってきた冷凍の小アジが無くなり、キス釣り用の餌を買ってくるのを忘れたので午後2時に上陸。

皆さんが釣っているような大物を釣り上げることはできなかったが、釣りの手ごたえを感じさせてくれる楽しい釣りができた。小物は全てりリースしたが、写真以外の種類の魚は釣れなかった。
魚が傷まないようにボートの上で魚をさばいたので大きなお腹がペッタンコになった写真となったが、美味しく食べる為には仕方ない ^-^;