★2000年08月11日 日本海丹後半島 経ヶ岬沖  

釣果

ホウボウ 29cm、キス ~19cm6匹、その他チャリコ等リリース。

使った餌

パックの豆アジ、青イソメ

天候

快晴 、無風、昼前に一時的に少し強くなった。京都北部の気温35度以上。
中潮。波高予報 50センチ。 プールのような海面。

先週予定していた丹後半島の先端経ヶ岬へ釣行。渋滞や途中の食事を含め片道5時間半はちょっと遠かった。

先日と同様の猛暑。夏暑いのは当たり前だが冷房が効いた家の中や車の中では感が狂ってしまい、同じような環境で釣りが出来ると錯覚してしまっているようだ。

海上はベタ凪の無風。初めての場所であり、釣りの情報もない状態で海図からポイントの見当をつけGPSにセット。目的地に向け朝6時半に出港。
水深30~40メートルに10メートルほど盛り上がった瀬をめがけて移動するが見つからない。しばらく探したが見つけることが出来ずあきらめて、岬沿いの水深10メートルから沖合いの水深50メートルラインを色々と手を変え品を変えて攻めてみたがあたりがない。

8時頃になるとジワジワと暑くなり始め、ボートで風を切って移動するのを楽しみにしだすと釣りにならない。自分はかなり辛抱してウロウロしないようにしたつもりだが、まわりから見ると動き回っているように見えたかもしれない。

そうこうしている時に女房が一生懸命リールを巻き出した。慣れた口調で「タモ用意してくれる」などと生意気なことをぬかす。海面に顔を出したのは我々にとってはそこそこのホウボウであった。これを釣ったので今日は暑いからいつあがってもいいよと言いたげな余裕を見せている。手を拭いてじゃー次はこっちの番だと思っていたら又竿を曲げている。このやろうと思いつつ海面を覗くと大きなイカがアジに抱きついている。しかしイカの仕掛けではないので海面で餌を放して逃げてしまった。女房は最高に悔しそうな顔をして何度も海面を覗きこんでいた。さっきから妙な当たりがあり餌がぼろぼろになっていた原因がわかった。残念ながらイカが居ることがわかった時には餌の豆アジが無くなっており、仕方なく青イソメでキス釣りに変更。

キス釣りをはじめたがこの暑さで餌の青イソメはすぐに死んで煮えた状態になり使い物にならない。油断してボートの座席の上においていたためだ。

こうなると、いよいよこの暑さに耐えきれなくなり、「あまり釣れなかったけど1回の食事で全部食べられるから、家の冷凍庫が広く使えて丁度いいや」と負け惜しみを言いながら昼頃上陸した。