★2000年08月04日 日本海若狭湾 毛島沖  

釣果

アジ、イサキの子、ハタの子、その他多数リリースばかり。

使った餌

生きた豆アジを現場で確保。キス用にゴカイ。

天候

快晴 (新聞報道で大阪の最高気温37.7度)
中潮。波高予報 50センチ。 プールのような海面

最初の釣行予定は丹後半島の先端経ヶ岬方面の予定であったが、時間的な都合で上瀬となった。

今回は暑さで完全にバテた。大阪の最高気温が37.7度と体温より高い時に麦わら帽子ひとつで炎天下をさまよえばバテるはずだ。
しかも海上はベタ凪の無風状態。ミニボート釣りとしては移動しやすいし釣りやすいのだが風が無いと体の血が煮えたぎってしまう。
「グチを言う前に対策を考えろ・・・」と誰かに言われそうである。ミニボートにパラソルをさして釣りをされてる人を見たので参考にしよう。実物を拝見したのは初めてであるがなかなか涼しそうだ。走行する時はパラソルをたたみ、釣り始めるとパラソルを開く。この炎天下では釣果よりもうらやましい。

朝5時半の出港。さっそく餌の豆アジの調達であるが、魚探を見ると真っ黒になって群れている。上層はいわし、中層はサバ、下層にアジがいるようだ。いわしは5センチから10センチぐらいだが針を外していると極端に弱ってしまうので、豆アジをメインに釣ってみた。しかし仕掛けをゆっくり下ろすと中層で15センチ程のサバが3連・5連で釣れるので仕掛けが無茶苦茶になる。これを避けるため30号の錘を付けて一気に底まで下ろすと10センチ前後の豆アジが面白いように釣れてくる。生き餌の確保のはずなのに結構面白い。

豆アジを充分確保したので本命のアコウやハタを狙いに移動。アレレ・・・・、ぜんぜんあたりが無い。あちこちポイントを移動するがガシラのあたりすらない。やっとあたりだと思うとでっかいベラがあがってくる。ボートが流れて砂地になるとエソが食いついてくる。本命のあたりが無いのでひと流しかふた流しで場所移動を繰り返しているうちにもう10時である。
仕方なく、お土産用にキス釣りに向かった。こういう時は何をしても、何をしようとしても上手く行かない。キス釣り場に着くとジェットスキーが走り回って釣りにならない。横のイカダに渡してもらい釣りをしている人は簡単に場所換え出来ないので可愛そうだ。イカダから10メートルほどの所をジェットスキーが猛スピードで走るとチヌも逃げてしまう。私はぶつかる前に場所がえだ。

この時間になると何処へ移動しても魚が相手をしてくれない。後で考えると、暑さに参って集中力を欠き惰性で釣りをしていたように思う。結局12時までウロウロして上陸した。この時期、暑さ対策を万全にしないと楽しい釣りが出来そうも無い。