船外機用 スタビライザー 取り付け

★ 2005年7月28日 取り付け

最近バッテリー3台やアンカーの置き場所変更、荷物の積みすぎなどで後ろが重くなり二人乗船時なかなか滑走しなくなった。慣れてくると贅沢になり大きな船外機がほしくなるがこのボートでは限界があり20馬力までなので投資の割りに大きな効果が期待できない気がする。

皆さんのホームページをのぞいていると時々スタビライザーを付けている方を見かける。価格の割りに結構効果があるという評価が多いので問題解決の為取り付けてみることにした。

入手は海外通販の Cabela's Online Store を利用した。航空便の料金を払っても国内で購入するより安く入手できる。うまくいくかどうかわからないので少しでも安くしておくほうが気分的に楽。

商品はスティングレイのプラスチック製スタビライザーですが結構しっかりしている。上部は流線型のカーブ形状で下部は平らになっている。
取り付けはボルト4本でOK。
下左側の画像のように4箇所穴を開け右側のスタビライザーをボルト・ナットで取り付ける。

取り付けると下図のようになるがナット取り付け部が凹んでいるので黒のバスボンドを塗りこんでみた。
固まったらカッターナイフで表面を平らに削ればGOODになると思う。


スズキの15馬力4サイクルのエンジンに取り付け後全体を見ると結構大きく感じる。
しかしこの大きさのプラスチックの部品で本当に滑走しやすくなるのだろうか?。



★ 2005年8月5日 使用結果

効果を試すために停船状態からアクセルをゆっくり開いていく。
いつもなら8割ぐらい開いた状態で徐々に加速させプレーニングに持っていくが時間がかかりエンジンの非力を痛感していた。
取り付け後はアクセルをゆっくり8割ぐらい開いた時にはもうプレーニングした状態になっている。一気にアクセルを開くと一旦バウが持ち上がり次の段階にはプレーニングした状態になるという感じ。申しぶんなし。

今まで15馬力では物足りなさを感じていたが、取り付け後は15馬力で充分と思っている。
これは人によって望むスピード感が違うし、多少自己満足の域に入っている可能性もあるので 『そんな感じか』 程度に受け止めてもらえばちょうどかも知れない。

今までと同じアクセルワークだと立ち上がりスピードが早い分、波がある時には要注意。
安易なハンドル操作で横波を受けたりすると危険な状態にもなりかねませんので、この点は装着後の操船に慣れるまで充分注意する必要が有りそうです。