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奈良県桜井市 の長谷寺で
ボタンが満開なので散策とドライブ

2021年04月27日
長谷寺でボタンが満開、特別拝観も実施

長谷寺では丁度ボタンが満開という情報をもらったので、ドライブに出かけた。

コロナと平日のお陰で、観光客は少なく駐車場もガラガラでした。


室町時代の天文7年(1538年)に造立された本尊大観音尊像の特別拝観が行われ、重要文化財に指定されている本坊大講堂の特別拝観も、同時開催されていました。

  1. 料金
  2. 長谷寺の境内案内図
  3. 仁王門
  4. 登廊(のぼりろう)
  5. 本堂本尊大観音尊像特別拝観
  6. 五重塔(ごじゅうのとう)
  7. 本坊大講堂特別拝観

料金

長谷寺境内駐車場から歩いてすぐの、仁王門のすぐ横に参拝入山受付所があります。

駐車場と受付所の間にきれいなトイレもあり便利です。

長谷寺の境内案内図

(クリックすると拡大表示します)

仁王門

参拝入山受付のすぐ横には仁王門がドーンと控えています。

門からのぞくと登廊(のぼりろう)が続いています。


門の両側には仁王像が祀られています。

登廊(のぼりろう)

仁王門から本堂までの長い「登廊」は399段あるそうです。

この「登廊」は上・中・下の3棟からなり、天井には長谷型と呼ばれる丸い灯籠がつるされていました。

階段の段差が低いところもあり、かえって歩きづらいですが、ゆっくりとボタンの花を眺めながら登りました。

本堂 と 本尊大観音尊像特別拝観

本堂には、京都の清水寺のような、せり出しの舞台がありました。

また本尊大観音尊像の上半身を拝むことが出来ます。


舞台からの景色が良く、右手の少し先に五重の塔も見えます。


普段は立ち入りが禁止の国宝「本堂」の中に入ることができましたが、大観音尊像等内部の撮影は禁止されていました。

本尊大観音尊像特別拝観の受付で、長谷観音さまとご縁を結ぶためのミサンガのような「五色線ごしきせん」を左手につけてくれました。


本堂の中は薄暗く、鴨居が低いので頭を打ちそうでした。

像高三丈三尺六寸(1018.0cm)という日本で最も大きな木像(木造の仏像)で、右手に錫杖、左手に水瓶を持って、方形の大盤石という台座に立つ御姿です。

観音さまは足元から見上げてもやっと顔が見えるぐらい。

御本尊の十一面観世音菩薩の御足(おみあし)に触れてお参りし「ご縁」を結ぶことができます。

五重塔(ごじゅうのとう)

五重塔(ごじゅうのとう)


五重塔から本堂を見ると右端に少し舞台が見えました。

本坊 と 大講堂特別拝観

本坊大講堂特別拝観(重要文化財)の開催期間は2021年3月1日~6月30日でした。

本坊大講堂は国の重要文化財に指定されており、大正時代に作られた和洋折衷の建造物で、随所に洋の意匠が凝らされています。

奈良長谷寺の草創と十一面観音造立の由来を描いた『長谷寺縁起絵巻』(六巻)も全巻公開され、拝観することができます。

本坊への参道の両サイドにはボタンが植えられきれいに咲いていました。


中は写真撮影禁止なので画像は残っていません。


本坊の中庭です。