ハウステンボス 2泊3日の旅行
ハウステンボス と 長崎・佐世保観光
2018年11月19~21日
ハウステンボスの夜のイルミネーションを目的に旅行を計画しました。
初日は長崎市内観光、2日目がハウステンボスで、3日目が佐世保観光と少し欲張った計画です。
1泊3日+1泊 という少し変則的な手配をしたので、参考の為記録しました。
旅行の手配
今回の旅行は、2泊3日で往復は飛行機を利用。
じゃらんパック と ゆこゆこネット を利用して手配 しました。
2つの旅行検索サイトを使った理由は、1日目と2日目のホテルの場所が離れている時の手配方法を理解していなかったためです。
- じゃらんパックで 1泊3日と飛行機の手配・・・ハウステンボスと佐世保観光
- ゆこゆこネットで 1泊を手配・・・長崎市内観光
「じゃらんパック」のみでも、離れたホテルを手配したり、行きと帰りの飛行場を変更出来ることがわかりましたので、詳しい方法を別途まとめました。
今回はまず、じゃらんパックで 飛行機はJAL、大阪空港(伊丹空港)から長崎空港を指定。
時期により追加料金なしで利用できる便が異なるようです。
私たちが利用した時は、行きは 9:10 と 13:50発 が追加料金なしとなっていましたので13:50発にしました。
ホテルの検索は、「じゃらんパック」でキーワードを「佐世保・ハウステンボス」で検索すると、ハウステンボスや佐世保の近隣のホテル一覧が表示されます。
1泊目と2泊目を同じホテルにしたり、近くの別のホテルにする場合はこれで検索できます。しかし片方のホテルが少し離れた場所にある場合は検索にコツがあります。
この時はこのコツを知らなかったので、片方のホテルのみ予約しました。
もう一方のホテルは別の検索サイト「ゆこゆこネット」で検索して探す事にしました。
まず「じゃらんパック」で「検索」アイコンの上にある「▼旅行期間の一部だけ宿を予約する」をクリックし、2日目のホテルなのでチェックイン20日~チェックアウト21日(1泊)と変更して検索。宿泊はハウステンボスに隣接している「ホテル日航ハウステンボス」を選択しました。
これで 1泊3日という予約になります。
忘れずに飛行機の座席指定もここでやっておくと確実です。
1日目は長崎市にある「平和公園」と夜景が奇麗な「稲佐山の展望台」に行きたかったので、1日目のホテルは気軽にバイキングが楽しめる「ゆこゆこネット」から長崎の宿を検索しました。
長崎駅から宿まで無料送迎バスもある「にっしょうかん」を予約。
注意点は、じゃらんパックの支払いはネットで出来ますが、ゆこゆこネットで予約した宿は現地で現金払いが基本なので準備しておく必要があります。
これに気付かず、現場で慌てました。
今回の旅行の手配内容は下記のようになりました。
- 19日 JAL2375便 伊丹13:50発 長崎15:10着
- 19日宿泊 長崎市内「にっしょうかん」朝夕バイキング
- 20日宿泊 「ホテル日航ハウステンボス」朝食バイキング
昼と夜は園内で食事予定 - 21日 JAL2376便 長崎15:40発 伊丹16:45着
初日の夕方は長崎市内観光
予定より少し遅れて長崎空港に15:20到着。15:30発の長崎駅行のバスに乗り、16:40に「平和公園」横の「松山町」で下車。
・リムジンバス 片道900円/大人
公園内をゆっくり散歩しながら一番奥の平和記念像まで行くと、修学旅行の生徒の団体が説明を聞いていました。
平和記念像の横を通りさらにのんびり10分ほど歩いて、カトリック長崎大司教館の横を通り、浦上教会まで行ってみましたが中に入ることは出来ませんでした。
ここから15分ほど歩いてバス停へ。バスで「ロープウェイ前」まで移動します。
日が落ちて辺りが暗くなり、夜景を見るのにちょうど良い時間となっていました。
稲佐山の展望台までロープウェイで上がりますが、バス停からロープウェイの乗車口まで上り坂を結構歩き疲れます。平日でしたが旅行客が多く順番待ちをしています。外国の人も結構来ていました。
・ロープウェイ 往復 1,230円/大人(15~20分間隔)
ロープウェイの中からも夜景を見ることは出来ますが、乗客の熱気で窓が曇りぼやけた夜景になっています。暖かい季節ならこのようなことは無いと思いますが・・・。
5分ほどで到着。ロープウェイを降り、また坂道を登って展望台まで上がるとひと汗かきます。
日本の3大夜景の一つである長崎の夜景を見るためには結構疲れました。
夜景を撮影するために展望台の手すりの手前にはカメラを構えた人がたくさん並んでいます。
この日の展望台は、気温が低く、帽子を飛ばされる人がいるぐらい強い風が吹いていました。
寒い中色々な角度から夜景を撮影したので早々に切り上げ、6:30頃にロープウェイで下山しバスで長崎駅まで移動。
駅前からホテルの送迎バスで「にっしょうかん」まで15分。
山手にあるホテルの7階の部屋の窓から外をのぞくと、向かい側の山の上にさっき登ってきた展望台が見えました。
ちょうど反対側の山の中腹から夜景を見ることになります。ホテルの方が標高が低くなりますが、その分夜景に近くなり違った趣があります。
暖房の効いた部屋からゆっくり眺められるので、これからの寒い時期ではこちらが正解かもしれません。
夜景に満足した後は、カニ食べ放題付きのバイキングでお腹を満たしました。
2日目はハウステンボス
朝もゆっくり食事をとり 9:10 発の送迎バスで長崎駅へ。
長崎駅からハウステンボス駅まで10:00発JRのシーサイドライナーで1時間30分。結構停車駅があり時間がかかりました。
ここで一つ失敗。
・JRのシーサイドライナー 片道1,470円、往復2,470円。
2人連れの場合往復切符を買って2人で片道に使うことが出来ます。この場合400円以上お得になることを知りませんでした。(2018年11月20日現在)
ハウステンボス駅で降りゲートに向かって真っすぐ歩いて行くとウェルカムゲートがあります。
荷物を持ったままハウステンボスを散策するのはしんどいので、ウェルカムゲートの左側にある再入場口横の「ホテル日航ハウステンボス」に荷物を預け、身軽になって入場しました。ホテルはチェックイン前でも荷物を無料で預かり部屋に運んでおいてくれます。
すぐ横が再入場口ですが、最初だけはメインのウェルカムゲートからの入場になります。
アトラクションを満喫するのであれば2日間みっちりハウステンボスで過ごすことになると思いますが、私たちはアトラクションで遊ぶ予定が無いので、午後1時頃「散策チケット」で入場しました。
場内を散策し、歌劇を楽しみ、バラ園を見たり、観覧車に乗ったりとゆったり過ごしました。夜のイルミネーションは思った以上に奇麗であちこちで立ち止まりゆっくり鑑賞。
・・・という楽しみ方をするのであれば「散策チケット」が良いという話を聞いていましたがその通りでした。
- 散策チケットは 5,000円/大人(場内のバスは無料)
- 1DAYパスポートは 7,500円/大人
下記はオフィシャルホテル「ホテル日航ハウステンボス」に宿泊した場合の料金です。
- 1.5DAYパスポートは 9,600円/大人(午後3時から翌日中)
- 2DAYパスポートは 11,500円/大人
平日でしかも午後なのでゲート近辺はすいていました。
場内の移動はバスでもできますが、私たちは歩きでのんびり散策。
散策途中で佐世保バーガーを食べ一休み。
カップルや家族連れの人達が、2人乗りや4人乗りの自転車で移動していました。
これも効率よく楽しそうです。
女房の希望で、ミューズホールでハウステンボス歌劇団のショーを観覧。
・散策チケットの場合は入場料500円。
今回は、歌劇 ザ・レビュー ハウステンボス(チームウィング)
『ミスター・エージェント~スパイは月夜に踊る~』でした。
修学旅行の団体さんがあちこちに散らばり、ハウステンボス内を走り回っていました。
一通り散策した後再入場ゲートから一旦出て、ホテルに戻りチェックインを済ませ、部屋でイルミネーションの点灯時間まで休憩。
6時過ぎると暗くなったので歩いて数分の再入場ゲートから園内に戻りました。これは便利でした。
夜のイルミネーションの中を散策しながら、昼間に場所を確認していた光のショーやパレードをゆっくり鑑賞。
イルミネーションが滝のように流れ、滝の中を竜が泳いだり、画像のようなカエデの紅葉が現れたり・・・結構眺めていました。
噴水ウォーターマジック
音楽に合わせ光の噴水が躍動する!
目の前で繰り広げられる 迫力のエンターテインメントショー!
・・・を見ながらスマホで録画してきました。
有料席に行かなくても十分鑑賞できました。
YouTubeの動画にジャンプしますヨーロッパの街を巡る、全長約300mの水上ナイトパレードが登場!
船上からはミュージシャンの生演奏が流れ、夜の街を賑やかに巡ります!
・・・を見ながらスマホで録画してきました。
川の両サイドや橋の上にはたくさんの人が集まっていました。
YouTubeの動画にジャンプしますハウステンボス内で少し遅めの夕食をすませた後、白い観覧車(所要時間約11分)に乗り散策を終わりにしました。
・白い観覧車 700円/大人
観覧車からは園内全体のイルミネーションを一望できるので、イルミネーションが点灯したら最初に乗ってから行き場所の検討をつけても良いかもしれません。
最後はハウステンボスの出口にあるお土産屋さんで買い物。
3日目の午前中は佐世保観光
最終日は午前中の時間を使って、佐世保の観光バスに乗ってきました。
利用したのは「SASEBOクルーズバス 海風」です。
・料金は 2,000円/大人(ハウステンボス発)
全席革張りシートで内装はボートのキャビンをイメージしたものだそうです。
ハウステンボスのバス乗り場から9:40に出発し、佐世保バスセンターが終点で12:15に到着予定。
前日にネットで予約し、当日の朝ハウステンボスのウェルカムゲート内の事務所で料金を払い手続きをしました。
佐世保重工業の造船所やドッグめぐりが中心で、九十九島パールシーリゾートで30分休憩して戻ってくるという単純なコースでした。水族館の見学の時間もなく私たちにとってはちょっと中途半端なバスツアーでした。
日本遺産である旧佐世保海軍工場の250トン起重機。
佐世保重工の佐世保造船所にあります。1913年(大正2年)の製造で、日本に3台、世界に10台しかないという貴重なものらしいです。
第4ドッグで新しい船が作られていました。
赤レンガ倉庫ですが、作られた時期で構造が異なるようです。
手前と比べると、奥は鉄骨のサンがありません。
九十九島は車窓から眺めましたが、全体の様子はわかりませんでした。
九十九島パールシーリゾートで30分停車。しかしゆっくり水族館に入る時間は有りませんでした。
ここから九十九島をめぐる遊覧船が出ているので、ここで途中下車して船に乗ることも出来ます。但し帰りは通常のバスで戻ることになるそうです。
私たちは帰りの飛行機の時間があるので、ただぶらぶらと無駄な散歩で30分つぶしただけで、あまり良い印象は残りませんでした。
九十九島を見渡せる展望台で10分でも停車してくれた方が価値があるのにな~と思ってしまいました。
佐世保バスセンターに12:10に到着したので、12:20発の長崎空港行のバスに乗れました。
・佐世保バスセンターから長崎空港への料金 1,400円/大人
バスで1時間45分かかり、14:05に長崎空港に到着。大阪伊丹行は15:40発の予定。
空港の食堂で昼食をとり、お土産も少し購入。
のんびりしようと思っていましたが、何故か手荷物検査場に長蛇の列ができていました。こんな風景は見たことがありません。
東京行きの便に間に合わない人もいて色々大変そうでした。我々も出発の45分前に並んで丁度でした。
旅行後の感想
初日の長崎と最終日の佐世保の観光が時間的に余裕が無く中途半端でした。
ハウステンボスは正午ごろからの入場となりましたが充分楽しめました。
ハウステンボスは「散策チケット」で入場し、アトラクション等は利用していません。
事前に色々な情報をみて、我々のような60代の夫婦の場合利用したいものがほとんどありませんでした。
レビューを見ると、無愛想でやる気のない係員という評価が目立ちましたが、アトラクションを利用していないのでそのような対応を受けることなく、我々は楽しく過ごせました。
アトラクションによっては「1DAYパスポート」でも追加料金が必要らしく、自分たちが利用した歌劇や観覧車でも追加料金が必要でしたので「散策チケット」で充分。
夜のイルミネーションを堪能し、楽しい思い出が残りました。
旅行スケジュールの反省点は、長崎と佐世保の両方を計画に入れたのがまずかったようです。
移動に結構時間がかかり無駄な時間が多かった気がします。
長崎空港を中心に見ると、佐世保と長崎市は逆方向なのが移動の無駄を発生させたようです。
ハウステンボスをメインにする時は、佐世保方面の観光を加えるだけにし、大阪を出発する時間を早くするように考えた方が良さそうです。
初日の大阪空港(伊丹空港)を09:10発にすると、「軍艦島」や「九十九島めぐり」を組み入れることが出来ます。
朝が弱い我々夫婦には無理かもしれませんが・・・。