ドライブレコーダー
(1080P フロントカメラ タイプ)
2018年06月11日、車の運転をする時は気を付けていますが、いつ何が起こるかわからないので、自分への注意喚起も含め取り付けました。
ドライブ中の景色も記録に残すことが出来るので一石二鳥です。
ドライブレコーダー本体は小型に出来ていますが、確認用の液晶画面は3インチと意外と大きく日本語表示の設定画面など見やすくなっています。
走行中に画面を見ることはほとんどないと思いますが、録画された内容や写真撮影した画像の確認も出来ますので、現場での確認作業が楽です。
2018年06月15日現在、私が入手した商品は、下記タイトルで販売されています。
ドライブレコーダー SONY センサー+レンズ 1080PフルHD 1200万画素 170°広視野角 車載カメラ 防犯カメラ 駐車監視 WDR
夜視機能搭載 3.0インチ液晶モニター 日本語説明書付属 1年保証【2018年最新改良版】
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総合メニュー
- 同梱品 (本体、取付フォルダ、電源ケーブル、MiniUSBケーブル、日本語説明書)
- スペック の 詳細
- 取り付け位置と画像
- 各ボタン の 名称 と 具体的な機能
- 運転開始時の簡単な確認と操作
- ビデオ録画の設定
- 写真撮影の設定
- 基本設定
- 実際に使用して確認したことや感想をまとめました
2018年6月15日までは動画の解像度を720Pで記録して確認しました。
明日からは1080Pで記録し、画像等を追加編集する予定です。
●同梱品
箱の中には、
・本体 重量 120g
(縦50mm X 横85mm X 厚15mm)
( レンズを含む厚みは 35mm)
・取り付けホルダ
・シガーソケット用電源ケーブル
(約3m50cm)
・MiniUSBケーブル(約80cm)
・日本語説明書
記録用のSDカードは同梱されていないので、別途準備が必要です。
私は16GBのMicroSDを使用しています。
付属のMiniUSBケーブルの先端の形状は、一般的なMicroUSBケーブルとは異なるので代用は出来ません。
左が付属のMiniUSBケーブル、右がMicroUSBケーブル。
●スペック の 詳細
日本語説明書に記載された内容をピックアップして記載しています。
- レンズの視野角:水平170度
- ディスプレイ:3インチ HD液晶ディスプレイ
- ビデオ解像度:1080FHD 1920×1080 30FPS H.264
:720P 1280x720 - 動画のフォーマット:MP4(説明書にはMOVとなっていましたが、実際はMP4でした)
- 写真解像度:12M / 10M / 8M / 5M
- 写真のフォーマット:JPG
- 電源:5V / 1A
- マイク/スピーカー:内蔵
- 内蔵バッテリー:Li-Poバッテリー 300mAh
- USBインターフェース:MiniUSB2.0 (MicroUSB2.0とは形状が異なります)
- カメラレンズ: SONY IMX323センサー+650nmレンズ
- メモリーカード:別売り (microSDカード Class10以上 8GB~32GB)
- 言語:日本語、英語、中国語、ドイツ語、イタリア語など
- ループ録画「常時録画」:microSDカードの容量がいっぱいになると古いファイルから順に新しいデータに上書きされます
- G-センサー:車が衝突/振動した時に、自動的に録画を上書きしないようファイルを保存・保護します
- エンジン連動:エンジンのON/OFF(電源供給)で、自動的に電源がON/OFFします
- WDR:ワイドダイナミックレンジで、明るい部分と暗い部分を同時にはっきりうつします
(白とびや黒つぶれ、逆光に強い) - 駐車監視・移動検知:内蔵バッテリーで、画面に動体を感知した時、自動で録画を開始します
(内蔵バッテリーの容量が小さいため、長時間駐車する時は、外部電源を接続します)
●取り付け位置と画像
取付けは非常に簡単で、フロントガラスに強力な吸盤で固定するようになっています。
シガーソケットからの電源の配線は、フロントガラスまわりのゴムのパッキンの中にうまく収まりました。
本体取付けホルダーの吸着面は粘着性があるので、しっかり押し付けレバーを起こすときっちりと密着しました。
手で持って揺すってもしっかり固定されています。
カメラのアングルを決め固定ネジを締め付けると、カメラも固定されます。
デジタルカメラとして使用する時やテレビなどのモニターに接続してみる時などにカメラのみ外す時は、USBケーブルを抜き、取付けフォルダーを手で支えカメラを手前にスライドすると簡単に外すことが出来ます。
走行して映した動画は、ブレも少なくきれいに映っていました。
視界の邪魔にならないように助手席側に取付。 ルームミラーの裏に取り付けると 画面が見えず操作が出来ませんでした。 |
画面を確認しながら ボタン操作が出来る位置です。 フロントガラス上部がブルーなので 少し下げて取り付けています。 |
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液晶画面は少しブルーがかった色合いです。 ![]() |
SDカードに録画された動画は 自然な色合いで、画像のブレもありませんでした。 720P(1280x720)の解像度です。 前の車のナンバーもはっきり映っていました。 ![]() |
●各ボタン の 名称 と 具体的な機能
左右側面のボタン配置 と 上下面の端子です
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録画中の画面です (スマホで写した画面です) 左上はビデオのアイコン その横の赤丸●は録画中 右上の時間は録画時間 ![]() |
具体的な機能説明です(各行の番号は、上記イラストの番号の説明です)
- SDカードスロット
MicroSDカードの金属端子をカメラと逆の液晶側に向けて差し込みます。
フォーマットは、「メニュー」の中の項目にあります。 - 上方選択ボタン
メニューの項目を選んだり、日付をセットする時の数字の増減等に使います。 - メニューボタン
ビデオ録画モードの時、ビデオ録画設定 > 基本設定 > メニューOFF を切り替えます。
カメラ撮影モードの時、カメラ撮影設定 > 基本設定 > メニューOFF を切り替えます。
ビデオ録画設定 (解像度・ループ録画・露出・音声録音・日付表示・GSENSER ON/OFF)
カメラ撮影設定 (撮影モード・解像度・連射・画質・ホワイトバランス・カラー・
露出・クイックレビュー・日付表示)
基本設定 (日/時刻調整・オートパワーOFF・駐車監視・電子音・言語・バックライト
明滅の頻度・フォーマット・デフォルト設定・バージョン) - 下方選択ボタン
メニューの項目を選んだり、日付をセットする時の数字の増減等に使います。 - HDMI端子・・・テレビなどのモニターに接続して再生画像を見ることが出来ます
- スタンド取付
- MiniUSB接続端子 ・・・充電 と パソコンとの接続
- OKボタン ・・・録画 開始/停止 と 各操作の決定ボタン。
- Mモードボタン ・・・押すごとに、ビデオ > カメラ > 再生 > ビデオ と切り替わります。
- 緊急保存ボタン
緊急時に押すと鍵マークが表示され録画しているビデオファイルがロックされます。
再度押すと鍵マークは消えますが、ループ録画で設定された時間分のファイルはロックされます。 - 電源ボタン
軽く1秒位ワンプッシュ・・・画面の表示のみ消す。本体は動作を続けます。
3~5秒押し続ける・・・本体の電源を切ります。動作は完全に停止しますが、充電は継続します。 - 3インチ液晶
- マイク/スピーカ ・・・この場所に内蔵されています。 ビデオ録画設定で録音をON/OFFできます。
- リセットボタン
●運転開始時の簡単な確認と操作
日常のドライブレコーダーとして確実に動作させるため、エンジンをかけた時の確認
車のエンジンをかけ電源が入った時、画面の左上にビデオのアイコンが表示され、横で赤い丸●が点滅していればドライブレコーダーとして録画されています。画面右上には録画時間が表示されます。
他の操作をしたり、録画できていない時に確認する項目
- 「OK」を押すごとに録画のON/OFFを繰り返します。
- ビデオのアイコンが表示され録画をOFFにした状態でも、エンジンを切り、再度エンジンをかけると自動的に録画がONとなります。
- 写真撮影をした後、カメラのアイコンが表示されたままで電源を切った状態でも、エンジンをかけ電源が供給されると自動的にビデオに切り替わり録画がONとなります。
- ビデオ以外のアイコンが表示されている時は、「M」のボタンを押してビデオに切り替えます。
押すごとに、ビデオ > 写真 > カメラ > ビデオ と切り替わります。
●ビデオ録画設定(ビデオのアイコン表示の時、メニューボタンを押します)
具体的な設定項目です(青色はデフォルト設定です)
メニューボタンを押して設定画面を出すためには、まず録画を停止する必要があります
「OK」ボタンを押すと録画の停止/開始が出来ます
画面の左上にビデオのアイコンを表示させます
「M」モードボタンを押すごとに、ビデオ > カメラ > 再生 > ビデオ と切り替わります
メニューボタンを押すと、ビデオ録画設定 > 基本設定 > メニューOFF と切り替わります
- 解像度
1920×1080 にセットした場合、16GBのSDカードで録画可能時間が3時間となりました
1280x720 にセットした場合、16GBのSDカードで録画可能時間が4時間14分となりました - ループ録画 ・・・録画が設定時間行われると保存され、次の新たなファイルに録画されます。
オフ・3分・5分・10分(SDカードが満タンになると古いファイルから順に削除されます) - 露出・・・ +2、+5/3、+4/3、+1.0、+2/3、+1/3、
+0、-1/3、-2/3、-1.0、-4/3、-5/3、-2 - 音声録音 ・・・オフ/オン
- 日付表示 ・・・オフ/オン
録画の右下に 2018/06/12 12:11:07 のように記録されます。 - GSENSER・・・オフ/低い/ミディアム/高い
ミディアムか低いを選択した方が良いようです。
感度を高くセットすると、ちょっと強めにブレーキを踏んだり、段差でのショックで録画ファイルが固定の保存となる為、SDカードの書き込み可能容量が減ってしまいます。
●カメラ撮影設定(カメラのアイコン表示の時、メニューボタンを押します)
具体的な設定項目です(青色はデフォルト設定です)
メニューボタンを押して設定画面を出すためには、まず録画を停止する必要があります
「OK」ボタンを押すと録画の停止/開始が出来ます
画面の左上にビデオのアイコンを表示させます
「M」モードボタンを押すごとに、ビデオ > カメラ > 再生 > ビデオ と切り替わります
メニューボタンを押すと、カメラ撮影設定 > 基本設定 > メニューOFF と切り替わります
- 撮影モード・・・単写/2秒タイマー/5秒タイマー/10秒タイマー
- 解像度
12M(4032x3024)、10M(3648x2736)、8M(3264x2448)、5M(2592x1944)
3M(2048x1536)、2MHD(1920x1080)、VGA(640x480)、1.3M(1280x960) - 連射・・・オフ/オン
- 画質・・・ファイン/ノーマル/エコノミー
- ホワイトバランス・・・オート/晴天/曇天/タングステン/蛍光灯
- カラー・・・カラー/白黒/タン
- 露出・・・ +2、+5/3、+4/3、+1.0、+2/3、+1/3、
+0、-1/3、-2/3、-1.0、-4/3、-5/3、-2 - クイックレビュー・・・オフ/2秒/5秒
写真を写すごとに設定した秒数、現在写した画像を表示します。 - 日付表示・・・オフ・日時・日/時刻
写真の右下に下記のように記録されます。
日時 は 2018/06/12 、 日/時刻 は 2018/06/12 12:11:07
●基本設定
具体的な設定項目です(青色はデフォルト設定です)
メニューボタンを押して設定画面を出すためには、まず録画を停止する必要があります
「OK」ボタンを押すと録画の停止/開始が出来ます
メニューボタンを押すと、録画設定 > 基本設定 > メニューOFF と切り替わります
- 日/時刻調整 ・・・日付の設定。(日付は手動設定のみです)
電源供給が無くなり、内臓バッテリも無くなると日付が狂うので、再設定する必要があります - オートパワーOFF ・・・オフ/3分/5分/10分
録画中以外の場合、何も操作しないと設定時間で電源がOFFとなります
オフ にすると、オートパワーが働かないので電源は自動的にOFFにはなりません - 駐車監視 ・・・オフ/オン
- 電子音 ・・・オフ/オン
ボタンを操作した時、音を鳴らすかどうか設定できます - 言語 ・・・日本語が設定できるので便利です
- バックライト ・・・オフ/30秒/1分/2分
この時間操作をしないと、液晶の画面表示のみ消します。何かキー操作をすると再表示されます
オフ にすると、液晶の画面は表示されたままとなります - 明滅の頻度 ・・・50Hz/60Hz
(およそ、富士川(静岡県)と糸魚川(新潟県)を境に、東日本が50Hz、西日本が60Hz)
LED信号機の色が録画されない現象を防ぐために、住んでいる地域の電力の周波数に合わせます。
私の地区は60Hzですが、両方で試してみました。(例えば赤信号の時)
50Hzにした時・・赤と黒
を5~10秒間隔で繰り返す感じです。(黒は無点灯状態)
60Hzにした時・・赤の表示のままとなります。
- フォーマット ・・・SDカードをフォーマットします。
ロックされた録画ファイルも消えてしまうので注意 - デフォルト設定 ・・・設定が初期状態に戻ります。上記選択の青い文字の設定になります
- バージョン
A7_IQ 20180515v1.0 となっていました
●実際に使用して確認したことや感想をまとめました
取付関連
- 事前にフロントガラスの接着面をきれいに拭いておきました。
取り付けフォルダーの吸着面は粘着性があるのでガラス面に押し付けたままレバーを倒すと密着し、しっかり固定できました 。 - シガーライターからの電源は、配線長さが3.5mあるのでフロントガラスの縁沿いに配線しても 充分届きました
- 取付位置はルームミラーの裏が邪魔にならずに良いのですが、モニターの確認とボタン操作を考え、ルームミラーの横(助手席側)に取り付けました
- 実際に取付けや配線にかかった時間は10分程度です。慣れた人なら5分程度で出来るかもしれません
- 取付け前、又は取り付け後には必ずMicroSDカードをセットしておきます
SDカード差込口にSDカードの金属端子をカメラと逆の液晶側に向けて差し込みます
奥まで差し込むと、少しカチッと手ごたえがありセットされます
取り外す時も同じようにSDカードの頭を奥まで押し込むと、少しカチッと手ごたえがあり頭が出てきます - ドライブレコーダーで始めて使用するSDカードはセットした後、メニューから一度フォーマットをした方が良いと思います
撮影された画像
- エンジンをかけるとすぐ電源が入り録画が始まりました
- トータルの録画時間を長くするために、解像度を720Pにセットしても画像は結構きれいです
長時間の記録を残したい場合は、32GBのSDカードで720Pにセットすると、8時間ぐらいの録画記録を残すことが出来ると思います
私の場合3時間以上のドライブ記録を残す必要が無さそうなので、16GBのSDカードで解像度を1080Pにセットしました
- 駐車中の監視をしても、動体検知機能付きなので、動くものに反応した時だけ録画され記録容量はそんなに増えないようです
- 170度広角レンズのお陰で撮影範囲も広く必要な範囲をカバーしてくれます
- 下記に720P と 1080P の画像を並べています。大きな画面で見ると細部に違いが出ました。車の動きを見るだけであれば大差ないように思います。少しでも詳細な画像が欲しい時には 1080P の方が当然有利です。画像の木の葉や看板の文字などが読み取りやすくなります
- 前を走っている車や、対向車のナンバープレートもはっきり映り、いざという時には役に立ちそうです
左が 720P、右が 1080P で録画した画像です。
- 昼間の走行時に録画された動画の一部
車の揺れや振動は録画にはあまり影響せず、きれいに映っています
左が 720P、右が 1080P で録画した画像です。
- 夜間に走行時の動画の一部(720P)
街灯が少ない場所を走行する時は、ヘッドライトの明かりが届く範囲の撮影となります(720P)
- LED信号機の無点灯対策の為、メニューで住んでいる地域の電力の周波数60Hzに合わせています
録画された信号機の色が黒く無点灯にならないように必ず合わせる必要があります
この設定をすることにより、例えば赤信号の時、通常は赤の表示のままとなります。
いつもではないのですが、長い時間信号待ちをしていると下のように変化する時がありました
赤/白
/赤
/黒
を約1~2秒間隔で繰り返す
赤が5秒位、黒
が1秒位で繰り返す時もありました
- 撮影したファイルの保存場所(SDカード内)
ロックされたビデオファイル・・・¥CARDV¥EMR
通常撮影のビデオファイル・・・・¥CARDV¥MOVIE
写真撮影の画像ファイル・・・・・¥CARDV¥PHOTO - 私はループ録画の設定を3分にしているので、1時間の走行で20個の動画ファイルが記録されます。
設定関連
- メニュー操作をする時は、録画を停止する必要があります
「OK」ボタンを押すと録画の停止/開始が出来ます - 日本語の説明書付きなので全体の流れや、個々の設定がわかりやすい
- 画面表示が日本語なので直感で操作できる
- 設定項目を色々変更して、わからなくなったら「デフォルト設定」で簡単に元に戻せました
操作関連
- 通常の使用においては、全く操作の必要はありません
- パソコン等で録画された画像を確認するためSDカードを取り出す時は、SDカードの頭を一度押し込むと頭が出てくるのでつまんで引き出します
- モニター表示を消したり、本体の電源を切ることも出来ます
- 駐車中に監視する時は、メニューで設定しておく必要があります
夜は街灯や門灯等の明かりが必要だと思います
内臓バッテリーの容量が小さいので、長時間監視する時はモバイルバッテリー等の外部電源を接続した方が安心だと思います
他の用途に応用
- 釣りに行った時、車から取り外してアクションカメラのように使って見る
- アクションカメラで有名な GoPro のようにケースを作り海中撮影をしてみたいと思っています
170度の広角撮影が出来るので、面白い撮影が出来そうです
海中に沈める錘の一部としてモバイルバッテリーを使うと、撮影時間も長くなり一石二鳥です - スマートフォンを海中に沈める度胸は無いので、商品的にはちょうど良さそうです