ドローンのレビューや使用方法。
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Parrot社製 Bebop Drone

空撮の動画 と 飛行データ を合成する方法

お断り
この「合成する方法」のホームページを作成したのは 2015年4月、2016年2月8日に内容を更新しましたが、使用方法や規格が異なっている可能性があります。
Parrot Bebop を紛失した為、2015年5月以降新たな確認等が全く出来なくなりました。
特に使用させてもらったソフトのバージョンアップにともなう内容の変更や、Parrot Bebop のデータ形式や格納場所の変更等が発生する可能性があります。この場合はここの内容を参考に変更を加えてください。


空撮の動画と 飛行データを合成すると、空撮をしたときの高度や速度、操縦者との距離、総飛行距離等が時々刻々変化する様子が画面上に表示できるので動画を見ながら飛行状況の把握が出来ます。

実際に下記参考動画の様に、自分でフライトした時の動画と飛行データを合成してみました。

合成した参考動画(2015年5月に作成したものです)

  画面左下に、時速・高度・操縦者との距離・バッテリーの残量

  画面下の左から右までの緑色のグラフは高度の変化

  画面右の上から、機首の上下角度・左右の傾き・方角・飛行経路

  YouTube動画 (1920x1080P)


色々なホームページを参考に、自分がわかりやすいように整理してみました。

作業手順は

  1. 空撮の動画ファイルを Bebop本体のメモリから USB接続でパソコンにコピーする
    動画ファイルはサイズが大きいので、WiFi(FTP)で転送すると時間がかかる
  2. 飛行データ PUDファイルを Bebop本体のメモリから FTPを使ってパソコンへ転送する
  3. 飛行データ PUDファイルを変換して FITファイルを作成
  4. 動画 と 飛行データ(FITファイル)を合成する

手順2.
PUDファイルを Bebop本体のメモリからFTPを使ってパソコンへ転送する

  1. パソコンにUSB接続の無線LAN子機を取り付けました。

    私は BAFFALO Air Station WLI-U2-KG54 を使用しました。

    無線LAN内臓のノートパソコン等を使用している場合は無線LANの子機は必要ありません。

  2. Bebop Drone の電源ONしてWiFi接続が可能な状態にする。
    心配な時は、スマホで接続可能状態かどうか確認。
  3. パソコンのWiFi接続先は BebopDrone-******* (***の部分は機体により異なる)
  4. パソコンを BebopDrone-******* にWiFi接続したら FTPソフト を起動する。

    私はFTPソフトとして、ホームページビルダー付属の「ファイル転送ツール」を使用しました。

    フリーのFTPソフトはたくさん有るので使いやすいものを使用すれば良いと思います。

    FTPソフト(ファイル転送ツール)の設定内容。

     FTP サーバー名   BebopDrone-*******
        (IPアドレスは 192.168.42.1)

     FTP アカウント名  Anonymous

     パスワード      何も記入しない(必要ない)

    次回からは上記入力は必要ないが、パスワードを求められたら 何も入力せず リーターンキーのみ

  5. Bebop本体に記録されている 拡張子.pud の飛行データファイルをパソコンにコピーする。

    Bebop内の格納場所は
       /internal_000/Bebop_Drone/Academy/

    ファイル名に日付を使用しているので、合成する空撮の動画ファイルと 同じものをコピーすること。


<<<参考>>>

拡張子が .pud.temp となっているファイルはコピー後.temp の部分を削除して、拡張子を.pud にリネームして使用する。

どのタイミングかわからないが、PUDファイルが自動的に削除されてしまうので、ノートパソコン等があれば飛行後すぐにPUDファイルをコピーしておいたほうが確実なようです。

私も屋外で3回飛行を行ったが最後のフライトのデータ以外は消えていました。前回テストで室内飛行を行った時は4回分全て残っていました。

手順3.
飛行データ PUDファイルを変換して FITファイルを作成

Pud2GpxKmlCsv tool を使用していましたが、2016年2月8日には「FlightData Manager」となっているようです。

フリーソフトなので無料で使わせていただけます。

ホームページの左側のメニュー一覧の最下段にある「Download and version history 」をクリックした後一番新しいバージョンをダウンロードします。

この説明時に使用した2015年5月時点では、変換ソフトは Ver 0.9 でしたが、2016年2月8日の時点で Ver2.3.0 となっていました。さらに Parrot Bebop 用のテンプレートの数も増えていました。


最初の起動時のみ(Ver 2.3.0)

最初の起動時に「Install Garmin Virb GPS Templates ...」ボタンを 押し項目選択メニューを開きます。

メニューの「Install Garmin Virb GPS Overlay Templates using Meter units」をクリックし Parrot Bebop 用のテンプレートをコピーします。


ファイルの変換作業は(Ver 2.3.0)

最上段の入力BOX右側の「Import from file」ボタンで PUDファイルを指定します。

「Export data to files」ボタンを押すと、PUDファイルと同じフォルダに fit、gpx、csv、kml の4種類のファイルが作成されます。

fit ファイルはメートル表示用(Meters)と feet表示用の2種類が出力されます。


注意・・・

Pud2GpxKmlCsv Ver0.9 を使用して変換した場合は GPXファイルを使用しますが、FlightData Manager の Ver2.3.0 を使用して変換した場合は FITファイルを使用します。
Ver2.3.0 を使用して変換出力された GPXファイルは合成に使用できませんでした。

手順4.
動画 と 飛行データ(FITファイル)を合成する方法

Garmin VIRB Edit を使用します。(ソフトは日本語表示になります)

フリーソフトなので無料で使わせていただけます。

2016年2月8日に Ver3.4.0 にアップデートしましたが、手順3で追加した Parrot Bebop 用のテンプレートが使えなくなりました。

Ver3.2.0 に戻すと今まで通り使えるようになりましたので現在は Ver3.2.0 にしています。

私の使用方法が間違っているのかもしれませんが原因不明です。

しかしVer3.2.0 を所有していなければ、現在旧バージョンのダウンロードができず入手できないかもしれません。

合成には時間がかかるので単純ミスが無いようにします。
合成に必要な時間は、動画ファイルの再生時間の約2倍の時間がかかりました。(私の場合)


合成する手順 Ver3.2.0 (これはあくまでも私が行った手順です)

1.VIRB Edit を起動して初期設定する。

画面右上の「メニュー」>「設定」をクリック。

上部の「単位」をクリックして表示の単位を設定する。(私はメートル表示)

上部の「一般」をクリックしてファイルの保存場所を設定する。


2.Bebopで記録された動画ファイルをインポートする。

左端にある「クリップと写真をインポート」をクリック。

中央部の「その他をインポート」をクリックして、使用する空撮した動画を指定する。

「インポートのみ」をクリックする。続けて「OK」。


3.新しいビデオを作成する。

左端にある「ビデオの作成」をクリック。

作成するビデオ名を入力し「ビデオの作成」をクリックすると画面が切り替わります。


4.先程(2.)でインポートした動画をビデオに追加する

画面左上部に表示されている先ほどインポートした動画を、ドラッグアンドドロップで画面下段のエリアに追加する。


5.FITファイルを読み込みます 。

左端の「G-Metrix」をクリックし、表示された画面の「G-Metrixをインポート...」をクリック。

左端の「マイコンピュータ上」をクリックし、「参照」をクリックしてPUDから変換したFITファイル(メートル表示用)を指定して読み込みます 。最後に「このログを使用」をクリックすると元の画面に戻ります。
feet 表示を使用するように設定している時はfeet表示用を指定します。

ファイル名に日付を使用しているので、合成する空撮の動画ファイルと 同じものを使用します。

(追記・・・Pud2GpxKmlCsv Ver0.9 を使用して変換した場合は GPXファイルを使用します)


6.高度や速度等を表示するオーバーレイのテンプレートを選択します。

左端の「オーバーレイ」をクリック。

色々なデータ表示形式のテンプレートが表示されます。表示されたテンプレートをクリックするとイメージが動画の画像上に表示されるので参考にして好きなものを選択。手順3で追加されたParrot Bebop 用テンプレートには Bebop と表示されています。


7.空撮の動画と飛行データがずれている時はここで調整します。

再生して見て、飛行位置の表示や高度の変化位置等がずれていなければ必要ありません。

ずれている時は左端の「G-Metrix」をクリックし、「G-Metrix同期」をクリック。

画面が切り替わり、左半分に合成された画面、右半分に飛行経路の画面が表示されます。
それぞれの赤いスライドバーを動かして、高度の変わり目などを頼りに動画とGPSデータを同期させ、合成画面を再生してみます。

うまく同期できたら、完了ボタンを押します。


8.最後に右上の「エクスポートボタン」で動画を出力したら完成です。

解像度やフレームレート、出力先のフォルダを指定し、「エクスポート」クリックで合成を開始します。

動画ファイルの再生時間の約2倍ぐらいの時間がかかりました。(私の場合です)