Parrot社製 Bebop Drone

バッテリー 改造

★ 2015/05/15 付属のバッテリーを再度改造・・・配線の取り出し位置を変更

★ 2015/05/07 LEDライトの電源を取り出すために付属のバッテリーを改造

2015/05/15
 付属のバッテリーを再度改造・・・配線の取り出し位置を変更

5月7日の改造でバランス充電コネクタの取り出しを行ったが、飛行中に不意なことで機体が不時着した時捜索の手助けになるブザーの取り付けをバッテリーの上に予定しているので邪魔になり位置を変更しました。

バランス充電コネクタのハンダ付けは結構失敗しやすいのと、予備のコネクタの残りが少ないので、配線はそのままで穴にニッパーで切込みを入れ、この切れ目から配線を取り出し、新たにあけた穴にもニッパーで切込みを入れこの切れ目から配線を引き出しました。

下の画像を見ると穴の横に切込みが入っています。

カーボン素材の為通常のプラスチックと違って結構硬いのと粘りがあり丈夫そうです。

注意・・・・・横から配線を引き出した場合は、ブラブラさせておくとプロペラと干渉するので、LEDと接続しないときはバッテリーと一緒にベルトで固定します。

側面に再度穴を開け配線を取り出しました。

2015/05/07
 LEDライトの電源を取り出すために付属のバッテリーを改造

LED用の電源をバランス充電のコネクタから取る予定ですが、Bebop の標準バッテリーにはバランス充電用の接点はあるけれどもコネクタが出ていないので、ケースを分解してバランス充電のコネクタを取り付けました。

LEDの点灯テストをした後で充電器「SKYRC製 iMAX B6」を使用してバランス充電を行いましたが問題なく使用できました。

裏側のネジを4本外すのですが、日本ではあまり見かけないトルクスネジというものが使用されています。
使用されているネジのサイズは「T6」です。
ホームセンターでヘクスローブレンチを買ってきました。

ネジを4本外しても周りを接着しているので裏のベースとカバーの間に薄いマイナスドライバーを強引に差し込みながらはがして行きます。
カーボンが入っているような材質なので結構強く、3個ばらしましたが割れたり大きく変形したりという不都合は起きませんでした。

中のリポバッテリーは底とカバーの両方に接着されていましたが隙間からマイナスドライバーを差し込むと簡単にはがれました。
しかし無理やり差し込んでバッテリーに傷つけない様に注意は必要です。 

バランス充電用の接点に内部で配線されていました。 
配線の取出しにはハンダ付けが簡単ですが、内部配線の途中から分岐も出来ます。
LED用の電源のみであれば赤と黒からのみ配線すればよいのですが、
市販の充電器を使用してバランス充電もしたいので4本とも取り出しバランス充電用端子を取り付けました。
プロペラとの干渉が無く一番安全そうな場所に6mmの穴を開けそこから配線を引き出しました。
この位置だとバッテリーと一緒に固定もできます。
上部カバーに薄い足が付いていてバランス充電用端子を内部から支えるようになっていますので、
これの邪魔にならないようにハンダ付けをします。(上記画像の赤い矢印

ケースを閉じてビスを止めても接着していないので隙間が出来ます。
商品価値を高める為に接着していると思いますが、内部にバッテリーの熱がこもると思うので
隙間や穴は熱を逃がすのに役立つかもしれません。