★2006年08月31日 丹後半島北部  

釣果

ホウボウ 6匹

持って行った餌

オキアミ、冷凍子アジ

天候

晴れ。
波の高低差が2mほどあり少し恐怖を感じた。
波高予報0.5~1m

前夜からの泊り込みで少しからだがだるいが、超早起きして車を走らせるより私は楽だ。
スロープにつくと天気予報とは異なり少し波が大きい。しかし風がさほどでもないので出港。

多少うねりはあるが風が無いので白波や波頭の崩れは無く、スピードさえ上げなければ大丈夫だった。
ポイントについて仕掛けの用意をしていると、何か変。
サルカンの穴に糸が通らないし、一生懸命通そうとして前かがみになると気分が悪い??。

やっと餌をつけて仕掛けを投入。周りを見ると先ほどより波の高さが大きくなった気がする。
常に高低差が1m程の波に揺られ続けゆっくりする暇が無い。
遠くを見ると、海水浴場で時々大きな波が来る時のように、遠くの海面が盛り上がり徐々に近づいてくる。
目の前まで来ると高低差が2m程の大きな波がボートをグーと持ち上げて、フワァーとエレベーターのように底までおろされる。
これが2~3回繰り返されると 「ウッ」 と胃の中の物が出そうになる。徐々に気分が悪くなり、さらにお腹の調子も悪くなり、少しでも下を向くと最悪の状態に・・・・・。

餌を付け替える時は、餌を目の前まで持ち上げ真正面で針に刺す。仕掛けを放り込んでも竿掛けに置くと上下差が大きすぎ仕掛けが落ち着かないので手持ちで仕掛けを操る。
申し訳なさそうに時々ホウボウが魚信を送ってくるが上げるのも面倒くさくなっている。

徐々に釣りそのものが辛くなり面白くなくなる。顔面蒼白になっているような感じがして辛抱できなくなった。

波も一方向だけでなく時々左右から押し寄せてくるようになったので危険を感じたのと、気分が最高に悪くなったので上陸することにした。
走行中は多少気分は良くなるが速度を落としたり停船すると元に戻ってしまう。

上陸してもしばらくは不快な気分は治らず、車の中で1時間ほど休憩。
まだフワフワするが海上を見ると波は少し小さくなった気がする。しかし再度出港する気が起こらず撤退。
結局、往復9時間かけ、海上で2時間辛抱の釣りをした釣行となった。