★2003年07月09日 日本海若狭湾  

釣果

アコウ 40.5cm 32 32 30.5 の4匹、 ガシラ 2匹

持って行った餌

冷凍の小あじ、冷凍のキビナゴ、オキアミ

天候

曇り時々晴れ、午後3時から雷雨(豪雨)。波高予報1mだがベタ凪

休みの3日前から天気予報をながめ、どこに行こうかと思案。9日は午後から天気が崩れるようだが思い切って日本海に決め、しかも初めての場所に挑戦することにした。
前日の夜9時に出発。途中でガソリンを入れ準備万端と思ったところ私の財布が無い。運転免許証や船舶免許を入れているのでヤバイ。釣り用のズボンに着替えたとき入れ忘れたようだ。免許証が無いともしもの時に困るので引き返すことにしたが出発してから40分後に気が付いたので往復1時間20分のロス。

再度夜10時半に出発。140kmの道のりを3時間半で走り2時半に就寝。
8時に目が覚めゆっくりした朝食と準備。スロープで漁師さんが作業をしているので邪魔をしないよう終わるまで待ち9時半に出港。

初めての場所なので事前に海図でポイントをチェック、GPSにセットしておいた。まず自分なりに釣れそうなところに移動。
水深50m程のところに水深20m程の根がありいろんな魚がいそうだ。
取りあえずスーパーで買ってきた子アジをつけてポチャン。水深30mでグッグー、うれしいアコウがあがってきた。先週の27cmより大きい30.5cmに気をよくしてはいポーズ。

非常に根が荒いので頻繁に根掛りし、仕掛けのロストが多く仕掛け作りに追われた。
何度か流すとガシラが食ってきたが後が続かない。

餌のアジが半分食いちぎられていたり頭だけ残っていたりと苦戦が続いたが、女房が根掛りだ~と騒ぎながらリールを巻き取っている不思議な状況に本人は気が付いていないようだ。
根掛りだと思っていたのは32cmのアコウだった。
根掛りと魚を間違うなと言おうとした時、またまた竿を曲げているではないか。そこそこのガシラをぶら下げ 「アコウもガシラも私のほうが大きいね」 なんてぬかしやがる。

今度は負けへんで~と気を取り直し頑張っていると、横で「さっきの根掛りよりも大きそう」と一生懸命リールを巻いている。途中から電動リールのスイッチを入れるなど余裕を持ってやりとりしてやがる。
ガボッと水面に顔を出した魚はオォ~!今までのほかの魚より一回りデカイ。慎重にタモですくって船上に上げるとやはりデカイ。
我々にとって記録更新の40.5cm。また負けた~!。
うれしそうな顔をして記念撮影。

今までの釣行で前の席でコックリコックリ居眠りしていた女房が今日は目がパッチリでいつもとは違う。

アタリがあっても魚がかからず、冷凍パックの子アジだけが無くなる。
子アジが無くなりキビナゴを使い出してアタリが少なくなった。どうも餌持ちが悪いようだ。しかも潮も止まっている。
オキアミを持ってきているので夕方からブッコミ釣りでもしてみようかと思っていたが、西の空がだんだん暗くなり雷の音が聞こえ出した。もう少し釣りたかったがやむを得ず終了。船上で片づけをしていたらだんだん雷の音が大きくなりだしたので慌てて帰港。

スロープに着いたと同時に急に土砂降り。強いシャワーのような中でカッパを着込んでボートをトレーラーに引っ張り上げカバーをかけて車の中に逃げ込んだ。魚の始末はボートの中でしておいたので取りあえずこのまま帰宅することにした。
土砂降りと雷はその後1時間ほど続き小降りとなったが今回に限り天気予報は当たった。

今回の女房は以前ひらめを釣った時と同様に、家に戻って息子たちに魚を見せて「すごいな~」と言わせ、友達にメールで釣果報告しおすそ分けの約束をしている。
こんなことはめったに無いだろうと刺身にする前に 「はいポーズ」

今回の釣行は初めての場所にもかかわらず、満足できたほうだと思う。少し未練が残るのは夕方からの釣りが出来なかったことであるが、梅雨時に釣りが出来たことはラッキーと思い良しとしよう。