★1998年11月８日　魚住港沖海苔棚周りにて　　　

兵庫県南部はいろんな雑誌などの中で波の静かな良い釣り場だと知っていたが、現場の情報が全く無く釣行出来ずにいた。そこで思い切ってホームページ「ミニボート釣り大好き」のシーパルさんにメールして尋ねたところ、大変親切に情報を知らせていただき釣行出来るようになりました。大変感謝しております。

初めて魚住港に釣行しましたが、想像以上の潮流の早さです。アンカーをブイのロープに引っ掛けて無くしてしまいました。（情けない！）

水深８メートルの海苔棚の間を流し釣りをしていて３度も海苔棚の太いワイヤーロープに乗り上げてしまった。潮が海苔棚と直角に川のように流れているのでボートがロープに乗り上げると流れにたいし直角になってしまい、油断をすると横向きにひっくり返ってしまう。オールを使って直径５センチぐらいのワイヤーロープを船の下にくぐらせ乗り越えようとしたが流れの勢いが強くなかなかうまくいかない。気持ちを落ち着け海を覗いて見ると、ロープの上を１０センチぐらい盛り上がるように潮が流れている。これを見るといい気持ちはしなかった。どうにかロープをかわし脱出したがその先に次の海苔棚が待っている。早くエンジンをかけて方向転換しないとまた乗り上げてしまうと思うとあせってなかなかエンジンがかからない。こんな苦労をしても人間とはいい加減なもので （私だけか？） ２０～３０分するとまた油断してしまう。

こんな状態だからいい釣りが出来るわけが無く、結果はごらんのとうりである。海苔棚の無いところへ移動したがイカリが無いのでなんともしがたい （石を拾えば良いがロープも無い）。

イイダコを釣ったのは今日が初めて。イイダコがこんなに大きいとは思わなかった。次はイカリを無くさないよう落ち着いて釣りをしたい。