パソコンの有効活用で、ホームページの作成を始めました。
自作パソコンや周辺機器、スマホの買換えなども整理しました。
特殊なアプリや部品交換等の改造もメモしています。
電子機器として、ブルーレイやドライブレコーダー・・等々。
   

ブルーレイレコーダー DMR-BWT550
内臓HDD(ハードディスク) 交換方法

実施日 2017年10月03日 (追加編集 2018年2月23日)

使用開始から約4年で、録画されたものを再生すると、画面の一部や全体にノイズが入りだしました。

すべての録画ではなく一部の録画ですが、不規則でどの録画に入るかわかりません。

時々、チラチラと入ってみたり、場合によっては録画の最初から最後までノイズだらけであったり。

ネットで色々調べてみると、どうも内臓HDD(内蔵ハードディスク)が原因のようです。

この機種以降のモデルは、HDDの容量アップが出来なくなったようなので、同じ容量のHDDへの交換となります。

内臓HDDと同じ容量の手持ちの 500GByte のHDDと交換してみました。

うまく交換できましたので、新しく購入したHDDと再度交換し、手順を整理しました。

新しいHDDは Amazonで入手 (Western Digital 500GByte WD5000AZRZ Blue)


●交換の為のHDDのコピー方法は3種類あるようです。

  1. パソコンでWindows ではなくLinux を使って、自分でコマンド入力し、物理的に先頭から2GByteコピーする方法
    • 長所は、作業に5~10分、フォーマットに5~10分と作業時間が非常に短い。
    • 短所は、録画部分のコピーはしません。
    • 多少専門知識が必要です。 (Linuxコマンド操作)
  2. 「Ultimate Boot CD」というCDから起動して、アプリ「EaseUS Disk Copy」を使う
    • 未割り当てのHDDで、さらにセクターエラーが発生するHDDでもクローンが作成できるようです。
    • 長所は、録画してある番組もコピーします。
    • 専門知識の必要が無く簡単です。
    • 欠点は、クローンコピーに時間がかかることです。正常な1TBHDDで10時間ぐらい。
         (内容やシステムによりかかる時間は異なります)
    • 興味がある方、詳しい内容を読みたい方は下記のメーカーホームページを参考にして下さい。
       EaseUS Software https://jp.easeus.com/disk-copy/home-edition/
  3. 市販の「HDDまるごとコピー」という説明が付いたHDDスタンドで、HDDクローンを作製する方法
    • 長所は、録画してある番組もコピーします。専門知識の必要はありません。
    • 欠点は、HDDスタンドを購入する必要があります。
    • クローンコピーに時間がかかることです。正常な1TBHDDで約5時間ぐらい。
        (商品やシステムによりかかる時間は異なります)
    • Amazon で「HDD クローン」と検索すると、色々なHDDスタンドが販売されています。
      あまり安いのを買うとセクターエラーのあるHDDのクローンコピーが出来ないようです。
      カスタマーレビューをよく読んで購入した方が良いと思います。


私は、HDDスタンドを普段ほとんど使うことが無いので、無料で出来る 1.の方法でコピーしました。

(注意)
コピーの手順には、Linux を使用しますので、多少のパソコンの知識が必要になります。
内容を見て、操作が理解できる場合のみ実施してください。

よく理解できない方は安全な方法を選んでください。

良く理解しないまま 方法1.を実施すると、最悪パソコンの内臓ディスクを書き換えてしまい、パソコンが使用できなくなる可能性があります。

良くわからない方は安全策として、多少時間がかかりますが、方法2.EaseUS を試してみてください。


●ブルーレイレコーダー内臓HDD(ハードディスク)交換の手順(1.の方法です)
    →→→→(追加説明があります ジャンプ

1.交換用のHDDを用意します

ブルーレイレコーダーに内蔵されていたHDDは、

  Western Digital 500GByte WD5000AVCS Green

Western Digital社の一番安い 500Gbyte の Green規格のモデルが使われていました。

現在この一番安いGreen規格は販売されておらず、Blue規格に統合されたようです。

今回用意したHDDは、

  Western Digital 500GByte WD5000AZRZ BlueAmazonで入手


追記・・・

交換用のHDDはどこのメーカーの商品でも、さらに容量が500GByte以上でも問題ありません。

ただし、容量が500GByte以上でも500GByteまでの領域しか認識されません。

他のメーカーでも試し、日立とシーゲートのHDDもクローン化出来ました。

2.DMR-BWT550本体をバラして、内臓のHDDを取り出します

●背面のネジを3本外します

カバーを後ろ方向に引けば外れるのですが上部前方がひっかかって外れない時は、本体裏側の前部にツメが3ヶ所あるので、小さなマイナスドライバーで少し持ち上げます。ツメが外れるので、3か所を無理せずに浮かせます。

ツメが外れた状態で、前面カバーを前方に少しずらすと上部カバーのひっかかりが外れるので、上部カバーを後ろに引いて外します。

上部カバーを外した後は、前面カバーのツメは元に戻してもOKです。

●HDDは4か所のネジで止まっています

HDDと一緒に、信号と電源のコネクターを基板から抜くようにHDDを持ち上げて取り出します。下記画像は新品に交換した後の画像です。

3.DMR-BWT550に内臓の純正HDDの先頭から2GByte分のイメージファイルを保存します

Linux(USB起動のPuppy)を使用すると非常に簡単なので、これを使用して手順を列記します。

Linux の Puppy は起動時からroot権限を持って作業できるので私のような知識が薄い者でも手軽に利用できます。

★準備するもの

 ・取り出した純正HDDをUSBで接続するキットがあれば簡単です。この方法で説明。

  無ければパソコン内部に直接つなぎます。

 ・Linux(USB起動のPuppy)が非常に使いやすい。

★パソコン内臓のHDDに事前に保存用ディレクトリを作っておく。

  後で手入力でコマンド入力するので簡単でわかりやすいほうが良い。

  さらに、大文字と小文字を区別するので小文字のみのほうが良い。

  例えば、Linuxで見た時の保存用ディレクトリを下記のようにします。

    /sda1/2g ・・・ ブルーレイレコーダー内臓HDDのイメージファイル保存場所

  これを Windowsで見たときは

    C:\2g となりますので、

  事前にWindowsで、Cドライブのルートディレクトリに \2g を作成します。

★USBで接続するキットに、ブルーレイレコーダー内臓の原本HDDをセットしておきます。

★Linuxを起動した後、USBで接続するキットに取り付けた原本HDDをパソコンに接続。

  画面下部に sda1,sda2,sdf1,sdf2 のように現在接続されているHDD等が表示されます。

  (パソコン搭載のHDDは、sda1,sda2 のように表示されています。)

  ここでHDDのドライブを正確に確認しておきます。この場合

    内臓HDDは sda ( sda1 , sda2 ・・・・)・・・Windows等

    USBHDDは sdf ( sdf1 , sdf2 ・・・・)

  となっていました。

★Puppyのメニュー「システム」-「GPartedパーティション管理」を立ち上げます。

  GParted起動時に外付けUSB HDDを選択します。

  GPartedの画面上部に sdd のように識別できるドライブが表示されます。

  この後の説明にはこの sdd を例に説明します。

★作業は、Linux Pappy の画面上の「ターミナル」又は
  メニュー「ユーティリティ」-「Urxvt」コマンドプロンプトを使用しますので、
  起動してください。

  まず、外付けUSB HDDの詳しい情報を見てみます。

    root# fdisk -l /dev/sdd

  と入力すると、HDDの詳しい内容が表示されます。

  表示されない時はドライブ指定が間違っている場合があるので
  再度GParted等を使って確認します。

★ブルーレイレコーダー内臓HDDのイメージファイルを保存する。

  (注意)下記の場合は画面の左下の sda1 をクリックしてマウントしておくこと。

  保存するファイル名をわかりやすく pana_500.2g とすると

   # dd bs=1M count=2048 if=/dev/sdd of=/mnt/sda1/2g/pana_500.2g

  と入力します。

  パソコン内臓HDDに C:\2g\pana_500.2g というデータが保存されます

     1MByte × 2048 = 2GByte分 の データです

  保存が終了すると、画面に

    2048+0 records in

    2048+0 records out

    2147483648 bytes (2.1GB) copied, 77.6542 s, 22.7MB/s

  のような表示がされます。この場合約78秒で終了しました。

4.イメージファイル pana_500.2g を使用して交換用HDDを作成します

★Linuxを起動した後、USBで接続するキットに新しいHDDを取り付けてパソコンに接続。

  画面下部に sda1,sda2,sdf1,sdf2 のように現在接続されているHDD等が表示されます。

  (パソコン搭載のHDDは、sda1,sda2 のように表示されています。)

  ここでHDDのドライブを正確に確認しておきます。この場合

    内臓HDDは sda ( sda1 , sda2 ・・・・)・・・Windows等

    USBHDDは sdf ( sdf1 , sdf2 ・・・・)

  となっていました。

★Puppyの「システム」-「GPartedパーティション管理」を立ち上げます。

  起動時に外付けUSB HDDを選択します。

  起動すると画面上部に sdd のように識別できるドライブが表示されます。

  古いHDDを使う場合は事前にパーティションを全て削除しておくほうがうまくいきます。

  この後の説明にはこの sdd を例に説明します。

★すでに保存してあるバックアップファイル pana_500.2g を使用します。

  手入力でコマンド入力するので、入力が簡単な場所に保存しておく。

  さらに、大文字と小文字を区別するので小文字のみのほうが良い。

  今回の、Linuxで見た時の保存用ディレクトリは

    /sda1/2g ・・・・・ ブルーレイレコーダー内臓HDDのイメージファイル保存場所

★作業は、Linux Pappy の画面上の
  「ターミナル」又はメニュー「ユーティリティ」-「Urxvt」コマンドプロンプトを
  使用しますので、起動してください。

  まず、外付けUSB HDDの詳しい情報を見てみます。

    root# fdisk -l /dev/sdd

  と入力すると、HDDの詳しい内容が表示されます。

  内容が表示されない時はドライブ指定が間違っている場合があるので
  再度GParted等を使って確認します。

★保存してあるブルーレイレコーダーのイメージファイルを新しいHDDに書き込みます。

  作業は、画面上の「ターミナル」又はメニュー「ユーティリティ」の
  「Urxvt」コマンドプロンプトを使用しますので、起動してください。

  イメージファイルが保存されているドライブが sda1 とすると、
  画面左下の sda1 をクリックしてマウントしてください。

    マウントは /mnt/を使うときに必要です。

  システムイメージを転送コピーします。

  pana_500.2g を使用する場合

    root# dd if=/mnt/sda1/2g/pana_500.2g of=/dev/sdd  と入力し

  コピーが完了すると

  4194304+0 records in
  4194304+0 records out
  2147483648 bytes (2.1 GB) copied, 69.2061 s, 31.0 MB/s
  root#

  と表示されました

  今回は約70秒かかりました。

5.コピーした新しいHDDを、DIGAにセットしてフォーマットすれば完了です

DIGAにセットしてフォーマット

  初期設定→HDD/ディスク/USB-HDD設定→HDD設定→HDD管理→HDDのフォーマット

  処理が終わるのを待つ。(5~10分程度かかります)

今回はハードディスクのエラーが表示されましたが、問題なくフォーマットできました。


★DIGAの電源投入時に

  HDD異常検出の画面がでて

  一旦コンセントを抜いて入れ直しリセットしてください。

というような内容の画面が出ることがあります。

このHDD異常検出画面より抜ける手順は

  (1)一旦、電源を切り、再度 付属のリモコンの番組表ボタンを押してたまま
     電源を投入し起動させると番組表の画面が出ます。

  (2)リモコンの戻るボタンを押して、通常画面に戻る

この後は正常に起動したときの手順で、HDDをフォーマットします。

●追加説明

この作業を1度行うと、次回は保存してあるイメージファイルを使用して、手順4.から実施できます。

私の場合は、今回の試しの作業が成功したので、新たに Western Digital の 500GByte の新品HDDを購入し、再度入れ替え作業を実施しました。